JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップが終了しました。

最終日も風が弱く、スコアの伸ばし合いになりました。最終日のベストスコアは勝さんの65、続いて渋野さんの66、笹生さんの67ということで上位選手は思ったほどスコアを伸ばせませんでした。平均スコアは71.65でしたので、4日間通して平均スコアがアンダーパーとなり、優勝スコアも15アンダーまで伸びました。

 

山下さんと勝さんのプレーオフとなりました。優勝争いが最後までもつれましたので試合は面白かったですね。

山下さんは相変わらずフェアウェーキープ率が高く、昨シーズンよりも飛距離も伸びていますのでパーオン率も高い安定したゴルフでした。最終日はパットが入らない場面もありましたが、要所要所で微妙な距離のパットを決めていました。プレーオフのバーディパットは今シーズンの山下さんを象徴するようなパットになりました。これがシーズンの勢いというものでしょう。

 

同組のイミニョンさんが前半でスコアを落し、追い掛ける絵理香さんと三ヶ島さんも前半で追い付けないという展開でしたが、勝みなみさんが試合を面白くしてくれました。

8アンダースタートでしたので最終日に65前後でプレーできれば優勝争いできるギリギリの位置でした。

 

勝さんは山下さんと対極的なタイプで安定感はありませんが爆発した時の勢いは誰にも止められないところがあります。2日目64、最終日65の2日間だけで15アンダーでした。3日目はフェアウェーキープ2回だけで苦労しましたが、最終日はショットとパットが噛み合いました。4日間通してパット数が20台でしたね。飛距離がありパットも上手い勝さんですから、ショットが真直ぐ飛べば強いです。2日目と最終日は嵌りました。

 

絵理香さんは勝さんと逆で、初日と3日目が良かったですが、最終日はネギック理論なのかスコアを大きく伸ばすことができませんでした。勝ち味に遅い選手の典型例で、良いゴルフをしているのですが、勝負所でバーディが獲れないです。

 

優菜ちゃんは通算11アンダーで4位タイでした。

3日目同様のショットの精度があれば優勝争いできると思ったのですが、最終日のフェアウェーキープは6回でした。飛距離が出ないのでフェアウェーキープが前提ですし、それがウリの選手なのでティーショットが思ったように行かなかったのは痛かったですね。そのためパーオンも13回でバーディチャンスを多く作ることができませんでした。

攻めの気持ちが強すぎたのか、パンチの入ったアプローチやパットがありました。返しのパットを入れる強さのある選手ですが、12番ショートで3パットボギーを叩いて優勝争いから脱落してしまいました。4日間でボギー3個は素晴しいと思いますが、ロングホールで3アンダーというのが結果に響きました。ロングホールでは山下さんと絵理香さんが6アンダー、勝さんが10アンダーですからね・・・。

 

ネギックの優勝予想、結果です。最終戦で◎印優勝でした(笑)。

◎・・・山下さん 優勝(-15)

○・・・吉田さん 4位(-11)

△・・・鈴木さん 20位(-4)

穴・・・古江さん 22位(-3)

 

山下さんのシーズン平均ストロークが70を切りました。日本人選手初ということですが、平均ストローク1位のランクを見ると全て最近のシーズンです。70を切った山下さんは素晴しいと思いますが、全体的に難易度が今の選手や道具の進化に追いついていないような気がします。今シーズン同様のコース設定が続くようなら、来シーズン以降も平均ストローク60台の選手が出てくると思います。これに関してはシーズンオフの記事のネタですね。

 

各選手ともお疲れ様でした。来シーズンも良い試合をみせていただきたいと思います。シーズンはこれで一旦リセットです。来シーズンは今シーズンの続きになるか・・・というとそうならないのが女子ゴルフの世界です。今シーズン活躍した選手も気を引き締めて、今シーズン残念だった選手はしっかり調整して来シーズンも楽しませてほしいと思います。