国内女子ツアーは残り11試合となりました。最終戦はシードが確定した選手のみが出場しますのでシード争いは残り10試合です。ジャパンクラシックもありますのでシード争いは実質9試合を残すのみです。

 

日本女子プロゴルフ選手権で川﨑さんが優勝し400ポイントを獲得しました。これまで30ポイントも無かったので一気抜きでメルセデスランク36位に上昇しました。

彼女が優勝できた理由についてはマスコミが色々と記事にしています。いつもブログで書いていることですが、ゴルフは実力だけで勝負が決まるものではなく、調子、運、コース相性といった様々な要素が絡み合っています。他のスポーツでは絶対的女王と言われるような選手がいますが、現在の国内女子ゴルフではそういう存在は不在です。

絶対的な存在がいたとするならば層が薄いのであって、今の女子ゴルフ界は高いレベルの選手が切磋琢磨している状況です。

川﨑さんのように昨年にプロテストに合格して今春に高校卒業したばかりの選手でもレギュラーツアーで優勝できるレベルの実力を持っています。現に佐藤心結さんは川﨑さんを上回るメルセデスランク26位です。なので川﨑さんには一定レベルの実力があった上に運とコース相性と調子が噛み合っていたということです。

マスコミでは優勝した選手のスイングやショットを褒める記事が目立ちますが、それなら今までの成績が説明できません。

 

川﨑さんは優勝を強く意識した状況でのラウンドではなかったと思います。次は優勝を意識したラウンドで優勝することができるかどうか・・・です。今後は上位に来れば必ず注目されますからね。

 

さて、川﨑さんのメジャー優勝でシード争いに変動がありました。

メルセデスランク50位以内の選手の内訳です。

1998年世代 7人(小祝、勝、高橋、植竹、渋野、大里、原)

1999年世代 2人(稲見、菅沼)

2000年世代 6人(西村、吉田、後藤、阿部、小倉、安田)

2001年世代 2人(山下、西郷)

2002年世代 4人(岩井千、佐久間、桑木、岩井明)

2003年世代 2人(佐藤、川﨑)

黄金世代以降の選手が23人を占めています。若手選手の代表格で圧倒的多数を誇っていた黄金世代の比率が下がってきました。若い選手が次々と上がってきているからです。

ただ、折角掴んだシードを手放す若手選手も一定数います。山路さんと臼井さんはかなりのピンチです。

 

中堅・ベテラン選手にとっては厳しい時代となりました。

30代の上田さん、藤田さん、絵理香さんは頑張っています。ぎりぎり20代の瀬令奈さんは予想以上の頑張り、渡邉さんと福田真未さんも何とかシードは維持しそうです。

鈴木愛さんも以前の活躍ぶりが嘘のように低迷しており5月以降は5位が1回あるだけで最近はテレビに映る機会も減りました。

 

横峯さくらさんはメルセデスランク74位と苦労しています。シード圏内には100ポイント足りない状態ですが、上位の選手もポイントを積み上げていきますので、100ポイント稼げばOKというわけではありません。

最低でも200ポイントは積み上げる必要があります。ここまで21試合で稼いだポイントと同じだけのポイントをジャパンクラシックを除く9試合で稼ぐ必要があります。

その前にリランキング順位を上げておきたいです。現在33位ですが、終盤戦は出場人数の少ない試合があります。全ての試合に出場したいですから、今週と来週の2試合で50ポイントは積み上げたいです。日本女子オープンは欠場でしょうから、この2試合は非常大事です。体調は回復してくれると思いますから顔晴って欲しいですね。

 

メルセデス女王争いは残り11試合です。うちメジャー3試合、メジャー以外の4日間大会3試合ですね。

日本ダービーなら残り800mを切ったあたりです。まだ直線に入る前ですね。

先頭山下さん、2馬身差で西郷さん、1馬身差で稲見さん、3馬身差で優菜ちゃん、3馬身差で小祝さん勝さん吉田さん・・・といった状況です。

トップの山下さんは好調で有利な状況ですが、西郷さんや稲見さんと違って初めて女王争いをします。女王争いは独特なプレッシャーが掛かると言われています。精神的なプレッシャーがゴルフを少し狂わせるということもあります。これからが女王争いの本番です。