全英女子オープンが終了しました。
最終日を14アンダーでスタートしたブハイさんが4打落とし、同じ組の渋野さんがパープレー、1組前のチョンインジさんが1打伸ばしただけというジリジリした展開の優勝争いとなりました。結局、10アンダーで並んだブハイさんとチョンインジさんのプレーオフの末、ブハイさんが優勝しました。アメリカツアー初優勝になるようです。
決勝ラウンドに進んだ日本人選手4人の成績です。
3位 -9 渋野さん(65-73-66-71)
フェアウェーキープ32/56(57.14%
パーオン54/72(75%)
パット120
1イーグル、18バーディ、9ボギー、1ダボ
予選落ちが続いていた渋野さんでしたが、初日の3連続バーディスタートで勢いに乗りました。午後スタートの2日目が鍵だと思っていましたが思っていたほど風が強く吹かず、オーバーパーでしたが大きくスコアを落すことなく予選通過しました。3日目は予選通過したことで気持ちよくプレーできたと思いますが、最終日は優勝を意識してのプレーで特に終盤のダボが痛かったですね。日本人選手4人の中で最もスコアの変動が大きいのが渋野さんらしいところです。1試合の中でも気持ち次第、コンディション次第でスコアが変動したわけですが、試合毎の成績も同様に好調で気持ちが乗った時と不調で気持ちが乗らない時の差が大きいです。渋野さんの魅力である反面、渋野さんの課題でもあります。
横峯さくらさんのいきなりの2位と同様で、今後の試合の成績が大事です。今回のプレーがキッカケとなって好成績が続くのなら良いですが、すぐに予選落ちの連続では今大会の好成績は何だったのか・・・となります。
7位 -5 畑岡さん(71-69-71-68)
フェアウェー28/56(50%)
パーオン54/72(75%)
パット124
1イーグル、12バーディ、7ボギー、1ダボ
日本人選手実力ナンバーワンの畑岡さんですが、唯一の弱点はリンクス対応だと言われていました。今回はリンクスでトップテンをキープしました。パーオン数は渋野さんと同じですが、バーディが6個も少なかったように少し爆発力に欠けました。パットがもう少し入っていれば優勝争いに絡んだと思いますが、勝ち運が無かったのだと思います。アメリカツアーでどんな試合でも優勝争いできる選手ですから今後も優勝回数を増やして行くでしょうが、メジャーだけは運次第です。
13位 -4 山下さん(69-68-71-72)
フェアウェー39/56(69.64%)
パーオン47/72(65.28%)
パット118
1イーグル、12バーディ、10ボギー
フェアウェーキープは高くパーオンは少ないもののアプローチでパーを拾うのが山下さんのスタイルです。今回は山下さんのゴルフを十分に発揮できた試合となりました。初日午前スタートの有利を活かして予選通過しました。決勝ラウンドではスコアを伸ばせませんでしたが、ショートゲーム重視で全英女子オープンに通用するところを見せてくれました。山下さんは昨シーズンと比較するとパワーアップして飛距離も出るようになっていますので、次の課題はパーオンを狙うショットの精度アップでしょうか。
15位 -3 堀琴音さん(72-68-72-69)
フェアウェー43/56(76.79%)
パーオン59/72(81.94%)
パット130
1イーグル、10バーディ、9ボギー
大会前の評価は低かったですが、今大会の日本人選手で最も高い評価をしたいのが堀琴音さんです。高いフェアウェーキープ率とパーオン率は優勝しても不思議ではない数字です。ショットが安定していた一方で彼女の課題であるパットが今大会でも足を引っ張ってしまいました。バーディ決定率が20%を切っているようにチャンスを活かせなかったですね。ショットの調子が良かっただけにパットが普通に入っていれば・・・と思わせる内容でした。初日は不利な午後スタートでしたが頑張りました。
決勝ラウンドに進出した日本人選手全員が来年の出場権を確保しました。基本的には全英女子オープンは日本人選手にとってチャンスの大会だということがわかります。
今回、決勝ラウンドに進出できなかった選手の中にも十分に活躍できたと思われる選手がいますし、多くの有力選手がチャレンジすれば再び日本人選手の優勝を見ることができると思います。運も大事だということを再確認させられた試合になりました。
ロストバゲージはヨーロッパでは頻発しているようです。エビアンから全英に転戦した選手の中にはロストバゲージ被害に遭った選手は多かったようでした。被害に遭った優菜ちゃん、西郷さん、@橋本さんが揃って予選落ちしました。折角出場権を得て参戦するメジャー大会ですから万全の状態で出場したいですね。痛すぎる経験でしたが来年は対策して臨まないといけませんね。