エビアンチャンピオンシップが終了しました。
3日目終了時点で17アンダーとしていたBヘンダーソンさんが最終日パープレーに終わりましたが、2位だったユソヨンさんが2打落としたこともあって、貯金を活かして1打差で辛うじて逃げ切りました。
今大会は初日に古江さんが63を叩き出しましたが、2日目から最終日までのベストスコアはいずれも64でした。パー71ではありますが最終日の60台は35人もいますのでバーディ合戦ですね。
ただ、テレビで視聴している限りではコースの傾斜が特殊ですし、グリーンも落とし所によってはパーオンしてもボギーのピンチということもあり、決してイージーだとは感じませんでした。普段、国内ツアーを見慣れているからでしょうか・・・。
結果的に優勝スコアと2打差の15アンダーが5人、4打差の13アンダーが7人で、ここまでがトップテン圏内でした。
最終的に2桁アンダーが21人でしたが、国内ツアーの選手がこのコースでプレーして2桁アンダーが何人になるのでしょうか・・・。おそらく5人程度ではないか・・・と思います。
国内女子ツアーのレベルはかなり上がり、日本人選手の層が厚くなったと言われていますが、まだまだ一部の限られた選手しか海外メジャーで上位フィニッシュできる選手は居ないのではないかと感じました。
今回は7人の日本人選手が出場しました。1人はアマチュア選手ですからプロ選手は6人出場して4人が決勝ラウンドに進出しました。全米女子オープンよりも確率が高いのは限られたレベル上位の選手しか出場していないということと、日本人選手にとっては攻略しやすいコースだったことがその理由でしょう。
特に、その4人全員がトップ20に入ったことは嬉しいですね。
日本人選手の成績です。
3位 -15 西郷さん(70-70-65-64)
フェアウェーキープ 10-11-11-11(43/52)82.69%
パーオン 14-16-15-16(60/72)83.33%
パット数 30-33-27-26(116)
バーディ数 5-3-6-9(23個)
決勝ラウンドの2日間だけで13アンダーです。ネギック理論の壁を粉砕しました。ここまで来たら優勝したかったですが・・・。
フェアウェーキープ率もパーオン率も良いですしバーディ決定率は38.33%でした。ショットもパットも良かったですね。戸惑いもあってボギー4個の初日、33パットの2日目が惜しかったですね。決勝ラウンド、特に最終日に優勝が見える位置でスタートしてスコアを伸ばしたことは素晴しいと思います。ショットの精度はプロデビュー時からトップクラスでしたが今シーズンはパットも好調でした。今回の成績もフロックではなく、畑岡さんと並んでアメリカツアーでやって行けると思います。
15位 -11 優菜ちゃん(66-73-68-66)
フェアウェーキープ 13-9-13-11(46/52)88.46%
パーオン 15-13-14-14(56/72)77.78%
パット数 28-32-29-26(115)
バーディ数 5-3-4-6(18個)
優菜ちゃんも決勝ラウンド2日間で8アンダーとスコアを伸ばしました。最終日の66も良かったですが、1番のボギーと18番ロングでバーディを獲れなかったことでトップテンを逃しました。流石に1番ホールのスタートは緊張したのでしょうか、珍しくラフを渡り歩いたようです。。
高いフェアウェーキープ率は優菜ちゃんのゴルフが出来たことを示しています。パーオン率も西郷さんよりは下回っていますが、このコースでの77%台は良い数字です。バーディ決定率は32.14%ですからまずまずです。西郷さんと比較するとグリーンに乗ったもののバーディチャンスに付ける回数が少なかったですが、その代りにミドルパットを決めてバーディを量産しました。2日目にフェアウェーキープ率が下がり、その結果としてグリーンに乗っても難しいラインが残って5ボギーを叩いたことが痛かったですが、2日目を除く3日間は彼女らしい安定したゴルフができました。飛距離勝負になると厳しい部分もありますが、古江さん同様、世界でも勝負できるコースがあると思います。
15位 -11 畑岡さん(69-66-72-66)
フェアウェーキープ 11-10-9-7(37/52)71.15%
パーオン 14-14-14-11(53/72)73.61%
パット数 31-26-32-22(111)
バーディ数 5-7-4-7(23個)
畑岡さんはいつでも優勝できるレベルの選手で、あとは調子と運次第です。メジャーに対する意識が強くなっていることが懸念されるくらいです。飛距離があるのでフェアウエーキープ率が低くなるのは仕方が無いのですが、今大会で優勝を狙うには少し低いですね。それでもパーオンしてくるところと、爆発する日の畑岡さんのパットは凄みがあります。バーディ決定率は西郷さんを上回る43.4%ですから、もう少しパーオン率が高ければ・・・と思います。特に、3日目にショットとパットが噛み合わなかったのが残念でした。畑岡さんはもう少しゆったりしたアメリカのコースの方が合っているように感じます。全英女子オープンは苦手とされるリンクスなのでどうでしょうか・・・。
19位 -10 古江さん(63-72-71-68)
フェアウェーキープ 9-10-10-9(38/52)71.15%
パーオン 15-14-13-14(56/72)73.61%
パット数 25-33-31-29(118)
バーディ数 9-2-3-5(19個)
初日の63は圧巻でした。初日のバーディ決定率は60%ですからね。少し出来過ぎでした。それで少し意識しすぎてしまったのかも知れません。2日目以降はパーオンするものの思ったほどバーディを獲れませんでした。2日目と3日目はもう少し何とかならなかったのか・・・と思いますが、それでも粘り強いゴルフをしていたと思います。ショットとパット、そして最後は我慢強さが大事だということを古江さんから学ぶことができます。