前半戦終了時のメルセデスランクトップ7についてショットとショートゲームの2回に分けてデータを分析してきました。

今回はシリーズの最終回です。

 

選手の安定感を見るスタッツはパーセーブ率です。

西郷さん 1位(90.8497)

山下さん 3位(89.6091)

優菜ちゃん 5位(88.5859)

稲見さん 2位(90.2072)

瀬令奈さん 15位(86.2069)

堀琴音さん 4位(88.6157)

小祝さん 6位(87.8168)

流石にメルセデスランク上位の選手は安定しています。パーセーブ率が高いということは無駄なボギーやダボが少ないわけで、バーディを量産できれば優勝争い、バーディ不足でもそれなりの順位をキープできる力があるということです。トップ7のうち唯一パーセーブ率でトップテン外となっているのは瀬令奈さんです。少し安定感に欠けているのはショット力の差でしょう。ショートゲームでカバーしているものの更に上位へ・・・というのは少し厳しいように感じます。

 

選手の勝負強さや爆発力を見るスタッツは平均バーディ数です。

西郷さん 5位(3.5294)

山下さん 7位(3.4259)

優菜ちゃん 1位(3.7818)

稲見さん 6位(3.4915)

瀬令奈さん 10位(3.3103)

堀琴音さん 18位(3.1639)

小祝さん 13位(3.2807)

バーディは①ショットとパットが噛み合った時、②ベタピンのショットを打った時、③チップインやロングパットが決まった時、の3パターンに分けられます。

平均バーディ数上位の選手は①、②、③の順にバランス良くバーディを獲れているのだと思います。瀬令奈さんは②が少ない一方で③が多い印象があります。

 

安定感と爆発力の両方を備えている選手が強いということになります。必然的に優勝回数が多くなります。順位を単純に足しても意味はないかも知れませんが、両方ともにランク上位の選手は西郷さん(5勝)、山下さん(2勝)、優菜ちゃん(2勝)、稲見さん(1勝)になります。この4人で前半戦19試合のうち半分を超える10試合で優勝しているのが現実です。

 

最後に、総合力を示す平均ストロークです。

西郷さん 1位(70.1765)

山下さん 4位(70.5193)

優菜ちゃん 3位(70.3636)

稲見さん 2位(70.3378)

瀬令奈さん 14位(71.3626)

堀琴音さん 5位(70.9672)

小祝さん 9位(71.1038)

結局、上位4人が前半戦を引っ張って来たことがわかりますが、後半戦もこの構図が続くのかどうか・・・がポイントになります。

 

データ的には今シーズンまだ優勝していない勝さん、菅沼さん、吉田優利さんに優勝のチャンスがあるでしょうし、小祝さんの復調にも期待したいところです。

 

横峯さくらさんはパーセーブ率84位、平均バーディ数81位、平均ストローク77位ですから悲惨な状態です。後半戦では何とかこじ開けていかないといけません。パーオン率が52位で少しだけマシな順位です。現在64%台のパーオン率を5%上げることができれば他のスタッツも上がってくるのではないか・・・と思います。パーオン率5%アップのために何をするべきでしょうか。まずはフェアウェーキープとセカンドショットの距離感でしょうか・・・。