先日はメルセデスランクトップ3の選手の前半戦について書きました。

今回はその次に位置する選手です。

 

メルセデスランク4位は稲見さんでした。昨年の賞金女王ですから今シーズンも当然のようにランク1位を期待されています。

しかし、開幕からなかなか優勝できず、その間に西郷さんが5勝もしたため、かなり差を付けられました。シーズン初優勝は西郷さんが全米女子オープンに出場するため渡米した後のリシャール・ミルヨネックスレディスでした。この試合は西郷さんだけでなく全米女子オープン出場組が不在の層が薄い試合でしたが、勝ちは勝ちです。

また19試合出場してトップテンが11試合、そのうち2位が2回、3位が4回で、トップ3が7試合もありポイントは稼ぎました。西郷さん不在の間に差を詰めましたので、現時点のポイント差は365ポイントですから十分に逆転可能です。西郷さんは渡欧しますし・・・。

稲見さん個人の状態としてはパーオン率1位、パーセーブ率2位ですからショットは悪くないですし安定しています。ただ、平均パット数8位でバーディチャンスでの勝負強さは昨年よりも落ちています。総パット数平均が42位ですし、やはりパットがイマイチですね。もともと稲見さんの課題はパットと言われていましたが、昨シーズンはパットも絶好調でした。今シーズン前に稲見さんは前のシーズンのようにパットが入らないと優勝回数は減ると書いた通りの展開です。今後もパット次第です。

 

ランク5位は瀬令奈さんです。メルセデスポイントは4位の稲見さんと233ポイント差です。トップテンが6回ですが、4日間大会の資生堂で優勝、メジャーのワールドレディスで2位、4日間大会のブリヂストンで3位タイでした。3試合で獲得ポイントの約3分の2となる660ポイントを稼いでいますので効率が良いです。瀬令奈さんはショットよりもショートゲームの選手です。パットに関するスタッツは2位、リカバリー率は4位です。確かにパットは上手いですね。特にロングパットの距離感は抜群です。

 

ランク6位は堀琴音さんです。シーズン3試合目で優勝し、開幕から5試合に関しては完璧でした。ただ、その後の13試合では予選落ちが1回だけですが、トップテンが2回だけで少し足りない試合が続いています。パーオン率2位、パーセーブ率4位でショットに関してはトップクラスですが、平均パット数36位、総パット数平均が63位です。稲見さんと同様グリーン上が課題です。

 

ランク7位は小祝さんです。昨シーズンの成績から稲見さんにストップを掛ける最有力と思われていましたが、イマイチの成績が続いています。優勝はしたものの3位は1回だけで、優勝争いの回数が少ないです。ランク上位の選手と比べると良い日と悪い日の差が少し大きいですね。パーオン率3位、パーセーブ率6位ですが、平均パット数34位、総パット数平均が74位ですから、やはりグリーン上で苦戦している印象です。

稲見さん、堀琴音さんとともにパット次第の後半戦です。