国内女子ゴルフは放映権問題で散々揉めていたのですが、ここに来て大会主催者の1社が撤退の可能性を示唆しています。
GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップを主催しているGMO社長の発言です。
この大会はテレビ東京系列で放送されてきましたが、今年はYouTubeで無料配信されていました。インターネットの無料配信で視聴されたファンも多かったと思います。
しかし、JLPGAから2022年以降はインターネット配信についてはGolf TVなどでの有料配信しか認めないとの連絡があったそうです。
GMOとしては有料配信会社の会員集めのために何億円も支出して試合を開催することはできないということで大会主催者から撤退する可能性について言及したわけです。
JLPGAは2022年のテレビ放送については従来通りと発表していましたので、地上波やBS・CSでの放送は継続するようですが、無料配信はなくなり、ネット中継は有料のみになるということで間違い無いのでしょうか?
テレビの時代ではなくなりつつあると言われていますが、中高年を中心に土日の午後は暇だからテレビでも視聴しようという人はまだまだ多いです。高齢になるほど行動力が落ちる傾向がありますから、テレビでゴルフでも見ようということになります。
一方、若者はテレビ離れが進み、ネット慣れしています。自分の好きなコンテンツを探し出して好きな時に好きなものを見たり聞いたりしています。しかし、若者でゴルフに興味がある人は少なく、有料となるとお金を出すというのはごく少数に限られるでしょう。
無料配信であればインターネットに馴染みの無い高齢者を除いて、視聴してみようという人はいますが、有料になるとハードルは高いです。よほどディープな女子ゴルフファンでないと有料配信を見ないでしょう。(金額にもよりますが・・・)
視聴者が減るということはスポンサー離れを生む要素となりますし、女子ゴルフ界が長期的に縮小する可能性があります。そうなればジュニアゴルファーの裾野も狭くなりレベルダウンに繋がるでしょう。
短期的にはJLPGAの収入が増えて、現役プロゴルファーにもメリットがあるのかも知れませんが、どうも女子ゴルフ界にとって得策とは思えないですね。
もちろん有料配信があっても良いと思います。無料ではカバーできないような内容を有料配信すればディープファンは喜びます。
特定の選手のみを追い続けることもファンには嬉しいでしょう。それを視聴者が選択できればベストですけど難易度高いですね。配信会社が人気選手数人をチョイスしてファンがその中から選択できるようにすることは可能かも知れません。
テレビ、無料配信、有料配信をうまく棲み分けさせることができれば良いと思うのですが・・・。