アメリカツアーのファイナルQTが終了しました。

3つのコースを8日間の日程でプレーして順位を競うのがアメリカツアーのファイナルQTです。アメリカツアーで活躍するための入り口としてはなかなかハードです。これだけのハードスケジュールで実施しますので、コース相性の良し悪しや運の要素がかなり薄まるのがメリットです。選手と運営スタッフは大変でしょうが・・・。

1位から20位までがツアーに出場する資格を得ると言われていますが、過去の例を見るとQT1位通過でも優先順位129位前後で、QT20位だと149位前後ということです。

QTで20位以内に入っただけで全試合に出場できるわけではないというのも厳しいですね。

 

国内ツアーのファイナルQTは1つのコースを4日間の日程でプレーします。調子の良し悪しとコース相性に左右やすいのが欠点です。運の要素が強くなってしまいます。

しかも100人程度の中で30位以内に入れば前半戦の出場権はほぼ確実ですし、40位程度でもある程度の試合に出場できます。120人枠の試合であればファイナルQTに出場した選手の約半数が出場できます。アメリカツアーよりも運の要素が強い分だけ上位以外の選手にもチャンスが与えられるシステムです。

 

さて、アメリカツアーのファイナルQTが終了し、トップのスコアは33アンダーでした。1ラウンド平均4アンダーで安定したスコアを残せる選手でないとこのスコアは出せません。

1位が33アンダー、2位が32アンダー、3位が26アンダー、4位タイが21アンダーですから上位3人が飛び抜けたスコアになっています。

 

古江さんは通算18アンダーで7位でした。

8日間でベストスコアが67、ワーストスコアが72、60台が4ラウンドでした。安定したゴルフで上位をキープしてきました。飛距離はそれほどでもないですが、ショットの精度は高いですし、ショートゲームも上手い選手です。コースマネジメントもナショナルチーム仕込みですし、決して大崩れせず、ファンは安心して見ることができる選手です。その反面、面白味が無いと言われるのでしょうが、いらんお世話です(笑)。

アメリカツアーでは飛距離優位の試合もあります。古江さんにとってチャンスのある試合で確実に上位に入ることでシードを確保できると思います。国内ツアーでは古江さんが通用しないコースは殆ど無いですが、何試合かは予選落ちするでしょう。その時は「今週は私の週ではなかった」と割り切ることですね。

 

渋野さんは通算10アンダーで20位タイでした。20位タイが2人いますが、最終日のスコアが良かった渋野さんがQTランク20位になります。この差は大きいですね。渋野さんの場合はメジャーチャンピオンという資格がありますので、もっと優先順位が高いのかも知れませんが、それを公式に伝えている記事がありません(汗)。

8日間のベストスコアが66、ワーストスコアが79、60台が5ラウンドでした。良い時と悪い時の差が古江さんよりも大きいのが特徴です。イケイケドンドンの時は強さを発揮しますが、上手く行かないラウンドでの我慢が上手くいかないことがあります。全英女子OPは何もかもが上手く行った試合でしたが、そうではない試合がアメリカツアーでは多くなります。前半でボギー連発やダボが出た時にも挽回できる力はありますが、落ち込んでしまうこともあります。ダボを叩かないコースマネジメントも必要ですね。

 

笹生さんを含めて3人の国内シード選手がアメリカツアーに参戦します。国内ツアーのQTで微妙な順位の選手にとっては朗報でしょう。

畑岡さんもいるアメリカツアーの露出が増えるかも知れませんね。