ツアーチャンピオンシップリコーカップが終了しました。
三ヶ島さんが優勝し、稲見さんが賞金女王、古江さんがMVPを獲得しました。
稲見さんが挑戦していたシーズン平均ストロークの70切りは達成できませんでした。
タイトルの話題は明日にしますので、いつも通り、今日の記事は今大会を振り返りたいと思います。
4日間のスコア比較です。
1R ベスト64、60台8人、アンダー15人、平均72.20
2R ベスト68、60台8人、アンダー14人、平均72.40
3R ベスト67、60台8人、アンダー17人、平均72.45
4R ベスト69、60台1人、アンダー5人、平均74.525
最終日は予想されたほどの風は吹きませんでしたが、グリーンが硬く、ピン位置も難しい場所に設定されていましたので、難易度は最近のメジャー大会でも珍しいくらい高くなっていました。
ランク上位40人だけのラウンドであるにも関わらず、アンダーパーがわずか5人、平均スコアが74.525でしたので、各選手とも苦労していたようです。
そんな中、3打差のトップでスタートした三ヶ島さんが最終日もアンダーパーでプレーし、2位に4打差つけてツアー初優勝しました。ネギック理論の壁、過去に何度も優勝を逃してきたように最終日の優勝争いでの勝負弱さが気になっていましたが、今日の三ヶ島さんはいつもと違い、微妙な距離のパットを悉く沈めて行きました。いつもの勝負弱さが影を潜めていたのは、難易度の高いコースで1打1打に集中せざるを得ない状況が原因だったのではないかと思います。
3打差で三ヶ島さんを追った古江さんでしたが、いつも入る距離のパットが微妙に外れることが多く、三ヶ島さんと対照的でした。それでも13番でバーディを獲り、三ヶ島さんに2打差とした時点では優勝するのではないか・・・と感じましたが、14番で短いパーパットを外してしまったのが敗因となりました。14番をパーで通過していれば初優勝の懸かる三ヶ島さんにはプレッシャーとなったでしょうが、あれで三ヶ島さんの気持ちを楽にしてしまいました。
小祝さんが最終日に追い上げて、久しぶりに優勝争いに加わりました。終盤戦では調子を崩していましたが、今大会は1日もオーバーパーのラウンドが無く、安定していました。小祝さんらしいショットというよりは、久しぶりにパットが好調でした。ようやく長いシーズンが終わるという気持ちでプレーしていたのかも知れませんね(笑)。
稲見さんはバーディ発進したものの、短いパットを外してダボやボギーを叩き、上位進出は前半で絶望的となりました。それでも終盤は稲見さんらしい粘りを見せました。
稲見さんがスコアを伸ばしたわけではないですが、稲見さんが粘る一方で、上位選手がスコアを崩していったことで稲見さんの順位がドンドン上がっていきました。タラレバかも知れませんが、稲見さんが17番でバーディを獲っていなければ通算1オーバーで13位タイでした。その場合は古江さんが単独2位で試合を終えていた可能性もありました。稲見さんの最後の粘りが賞金女王を獲得したのではないかと思います。
高橋さんと西郷さんはいつも通りでした。2位4回の三ヶ島さんが初優勝したのですから、彼女達には優勝のチャンスはあるでしょう。特に西郷さんはまだ若いですから、優勝できないことを気にし過ぎることはなく、良い経験をしたと割り切ることも大事です。あとはパットの練習でしょう。
優菜ちゃんはこれだけ止まりにくいグリーンだとべたピンに寄せるショットが難しくなってしまいます。古江さんのようにミドルパットをポンポンと決める選手でもないので、もう少し止まるグリーンでないと苦しいですかね。最後までよく粘ったと思いますが、もう少しロングでバーディが獲れると楽になったでしょう。
ネギックの優勝予想、結果です。
◎ 古江さん 3位(-6)
○ 西郷さん 6位(-2)
△ ペソンウさん 6位(-2)
! 比嘉さん 9位(E)
! 勝さん 15位(+2)
! 優菜ちゃん 9位(E)
三ヶ島さんは好調でしたが流石にメジャーで初優勝するとは考えられませんでした(汗)。
賞金女王争いに一喜一憂する試合展開になり、ファンも盛り上がったと思います。
ただ、テレビ局は賞金女王オンリーと言っても良い放送をしていましたが、メルセデスランクについてもっと説明するべきでしょうね。
馴染みが無いということもあるのでしょうが、来シーズンからはシードもメルセデスランク1本で決めることになるのですから、それに対応していかないといけません。
JLPGAのホームページもメルセデスランクを賞金ランクよりも上位に扱っています。マスコミだけが賞金女王オンリーなのですね。(昨年は渋野さんがMVPだったので煩かったですが・・・)
このブログでは以前から賞金女王とMVPの両方を取り扱ってきました。誰がタイトルを獲るか・・・に関係無く、2つのタイトルを並行して取り扱っていく時代ではないでしょうか?