2020~2021シーズンもいよいよ5試合を残すのみとなりました。
2020年が14試合、2021年が38試合、合計52試合という長丁場です。日程の9割を終えたわけです。
JLPGAは賞金獲得額で全てを決めていたものを将来的にはメルセデスランク1本に絞っていくようです。来シーズンのシード権は賞金ランクとメルセデスランクの両方から決めるのですが、これは過渡期の措置です。
シーズン最終戦のリコーカップの出場権も従来は優勝者プラス賞金ランク30位以内でしたが、今年は優勝者ブラスメルセデスランク40位以内となっています。
シレッと出場枠が広がっているのが気になりますが、賞金額よりもメルセデスランクを重視するという意思表示です。
それでもメディアの注目は賞金女王です。
「賞金」「女王」というワードが強いですからね。「メルセデスランク」「1位」はワードが弱いです(汗)。
今シーズンは52試合ということで、賞金女王争いの現状を3日間大会の試合に例えてみました。
残り5試合ということは最終日の13番ホールを終えたところ、丁度、テレビ中継が始まるタイミングです。
1位・・・稲見さん 2億1449万円
2位・・・古江さん 1億9240万円(差2209万円)
3位・・・小祝さん 1億7722万円(差3727万円)
4位・・・優菜ちゃん 1億6779万円(差4670万円)
5位・・・西郷さん 1億4662万円(差6787万円)
首位の稲見さんが有利であることには間違いないのですが、体調が不安です。大きく崩れるタイプの選手ではないですが、腰痛の影響が長引くようであれば逆転を許す可能性は十分あります。選手権で優勝した後の直近5試合の賞金獲得額が約900万円です。古江さんが接近してきたので、手堅くトップテン入りを続けるだけでは危ないかも知れません。賞金女王を確実にするためには1勝したいですね。
2位の古江さんは絶好調で直近5試合の賞金獲得額は5800万円です。この7人の中では間違いなく一番調子が良いでしょう。残された試合もコース相性が良さそうですし、何と言っても体調がフレッシュな状態です。ただ、今後は賞金女王を意識して試合に臨むことになるのでメンタル的に今までのようなゴルフができるかどうか・・・。1勝すれば稲見さんに接近しますからほぼ並んでいると考えても良いでしょう。
3位の小祝さんは直近5試合の賞金獲得額が400万円です。最悪の状態は脱したように感じますが、優勝争いできるような勢いを感じません。疲れが極限の状態かも知れませんが、賞金ランク3位に下がったことで精神的には楽になったかも知れません。ただ、精神的に楽になっただけで調子が戻るのかどうかはわかりません。ジャパンクラシックかリコーカップで優勝することが必須条件です。
4位の優菜ちゃんは直近5試合の賞金獲得額が2700万円です。小祝さんを追い抜いて稲見さんに迫る勢いだったのですが、高額賞金のマスターズGCで予選落ちしたのが痛かったですね。富士通の2日目からおかしかったのですが、まさか予選落ちするとは思いませんでした。これが故障ではなく一過性のものであればまだ逆転の可能性があると思います。ジャパンクラシックかリコーカップで優勝することが必須条件です。
5位の西郷さんは直近5試合の賞金獲得額が3850万円です。結構稼いでいますが、彼女の場合は優勝したいという気持ちが中心で賞金女王は意識していないでしょう。まだ数字的には逆転女王の可能性が残っていますが、5試合で3勝しないといけないのは厳しいですね。
メルセデスランク1位の座も微妙になってきました。
1位の稲見さんと2位の古江さんの差が140ポイントです。古江さんが優勝しなくても逆転可能な差です。