国内女子ツアーでは1週間に1回、新型コロナウイルスのPCR検査をおこない、陽性反応が出た場合には試合に出場できないことになっています。
他の選手や関係者に感染させる恐れがある場合には試合に出場できないのは仕方が無いことでしょう。
下川さんに関するALBAの記事が興味深かったので紹介します。
下川さんは7月に一度感染して11日間の自宅療養を経験したそうです。
アース・モンダミンまで出場していましたので自宅療養していたのは7月ということだと思います。
8月中旬に開催されたNEC軽井沢の現地において受けたPCR検査で陽性反応が出たために出場できなくなったそうです。
一般的な認識では回復後10日経過すると他人に感染させないと言われています。最近のデルタ株では発症2日前くらいから発症直前までが他人に感染させる力が強いと言われています。
いずれにしても体調が回復してから10日経過すれば仕事に復帰するということは普通に行われています。主治医もそのようにアドバイスすることか多いそうです。
一般的には週に1度PCR検査を受けるということがありませんし、当然のように職場復帰するのでしょう。
しかし、JLPGAは週に1回、試合前にPCR検査を受けるようにしています。これは感染拡大を防ぐために大事なことだとか思いますが、「落とし穴」があったわけです。
「落とし穴」とは一度感染した人には感染力を失ったウイルスの死菌が残っている場合があり、PCR検査を受けると陽性反応が出るということです。
7月に一度感染して8月に再度感染する可能性はゼロではないものの、かなり低いそうです。
下川さんの場合も感染力を失ったウイルスがPCR検査で反応した可能性が高いようです。
こういう場合にどのように対処するべきなのか・・・・。
PCR検査には誤反応ということもあるようですし、こういう場合には再検査をするとか、感染後一定の日数が経過した場合には他人に感染させる可能性が少ないとして出場を認めるのも一つでしょう。実際、一般的な職場では職場復帰しているケースです。
下川さんは陽性結果が出たために試合を欠場させられた後、ホテルを出て自動車内で連絡を待っていたところ、それを理由に厳重注意処分を受けたとのことです。
小林会長の「祈るしかないよね」という言葉も他人事のように聞こえます。国内女子ゴルフツアーの最高責任者として、選手を守る姿勢をみせて欲しいものです。他の選手や関係者も守らなければなりませんが、1人1人の選手も大事です。仮に、同じ結論を導くしかなかったとしても、立場の弱い選手に寄り添う姿勢は必要です。
この記事に対するコメントも色々です。
実際に他人に感染させる可能性があるのだから欠場させるのは当然、ルールに従うのは当然という意見もあります。
ただ、現実的には回復後10日経過すれば職場復帰することが一般的です。毎週のようにPCR検査を受ける人はいませんからね。
ルールについても感染から回復してきた選手については死菌を拾う可能性を加味してどうするのかを検討する時期だと思います。
穿った見方ですが、これが下川さんでなく渋野さんや稲見さんだったらどうしたでしょうか?
渋野さんや稲見さんでも同じ対応をしただろう・・・と言い切れないのは何故でしょうか?