最近、マスコミが稲見さんについて書くときに必ずと言ってよいほど「銀メダリスト」という言葉が付いています。
事実、東京五輪で銀メダルを獲得したのですから嘘ではないのですが、「銀メダリスト」というのがプロゴルフで評価の対象になるということに違和感があります。
60人しか出場していない、しかも世界ランク上位の選手が歯抜け状態の五輪ゴルフで3位以内に入ることの評価は難しいですね。
本来、選手の健闘を讃えるために優勝者だけでなく3位までの選手を表彰するというのはアマチュアスポーツの世界です。素人コンペも3位までとブービー賞は必ずあります(笑)。
しかし、プロスポーツで唯一評価されるのは勝者です。2位や3位だった選手が評価されるプロスポーツはあまり見たことがありません。女子ゴルフで2位が評価されるのであれば西郷さんも高橋さんも苦労しません。
日本ではサッカーワールドカップで決勝トーナメントに進出したら大騒ぎになりますが、それは日本のサッカーの話であってブラジルやサッカー強国は優勝しないと評価されないと思います。
女子ゴルフにおいてはメジャー優勝や五輪優勝が評価されるのは当然ですが、五輪の2位や3位はそれほど評価されるものでしょうか?
メジャーで2位や3位に入った選手は評価されていませんから、やはり五輪の2位と3位は特別な評価対象になっているわけです。
畑岡さんは全米女子オープンで2位、全米女子プロ選手権で2位と3位の経験があります。銀メダル2個と銅メダル1個を持っていることになりますが・・・・。
銀メダルでは喜んでいないですし、それがプロゴルファーだと思っていました。
稲見さんを評価する称号がいつまでも五輪銀メダリストではいけません。賞金女王かメルセデスランク1位を獲れば「銀メダリスト」呼びは無くなるかも知れませんね。
パリ五輪でもゴルフが実施されることは決まっていますが、試合形式はまだ固まっていないようです。
リオと東京で実施されたような72ホールストロークプレーが導入されるかどうか微妙なようです。やはり試合時間が長いというのが五輪向きでないようです。
メダリストが評価されても違和感が無いような試合形式にできないでしょうか?
五輪は特別な「お祭り」だと割り切ってマッチプレーにしても良いかも知れませんね。
出場選手32人でマッチプレーのトーナメント戦にすればメダリストは90ホールプレーしないといけないですから評価しますよ(笑)。
シングルスは国別上限2人で男子と女子がそれぞれ32人。ダブルスは各国1ペアのみで男子ペア16組、女子ペア16組、男女ペア16組。
これだと日本人女子選手は5人まで出場できます。そうしないとパリ五輪には国内女子ツアーの選手は誰1人として出場できなくなるかも知れませんからね(汗)。