東京五輪ゴルフで銀メダルを獲得した稲見さんにJLPGAが5年シードと報奨金1000万円を支給することが決まったようです。

これ以外にJOCから200万円の報奨金が支払われるので、稲見さんの五輪での収入は1200万円になります。レギュラーツアーで優勝するよりも収入面では少ないですが、稲見さんにとっては五輪メダリストということで今後、新たなCM契約やその他収入が見込めます。良かったですね(笑)。

 

また、5年シードも付与されるようです。5年シードは10年以内に使用することと、5年間連続して使用するとの縛りが設けられています。

一流選手でも故障や突然のスランプでシードを失うことは過去にも沢山の例がありましたので、稲見さんにとっては1200万円よりも大きいプレゼントかも知れません。

 

稲見さんは海外ツアーはスポット中心にして、国内ツアー中心でいくと言っています。(さくらちゃんもそう言ってましたが突然アメリカツアーに参戦したので、稲見さんも心変わりするかも知れませんが・・・)

稲見さんの目標は永久シード獲得と言っていました。あと23勝です。さくらちゃんが9年間で23勝しているので、同じペースなら稲見さんは31歳で30勝に到達します。それよりも前に達成するのか・・・、それ以降に達成するのか・・・、それとも通算30勝に達成できないのか・・・?

 

稲見さんが30歳前後で永久シードを獲得するようなら、この5年シードは必要としないで終わるでしょう。

海外ツアー参戦もしないのに5年シードを活用しなければならなくなったとしたら、稲見さんはスランプや故障を抱えてしまったことになります。

 

名前を出すのは控えますが、過去にメジャー優勝による○年シードを利用してツアーに出場していた選手がいました。毎回、当然のように予選落ちをしていましたが、そのうち複数年シードが切れてツアーで見なくなってしまいました。

プレーできることが生き甲斐のような選手にとってはこの制度は有り難いでしょうが、プライドの高い選手にとっては有難迷惑のような制度です。

複数年シードでツアーにぶら下がるというのは、1年くらいは良いですが、3年以上になると周囲の目も冷たくなってきますからね。

 

稲見さんの場合は海外ツアーに参戦して5年シードを使用するか、5年シードを使用しないで永久シードを獲得するかのどちらかの活躍を見せて欲しいものです。

 

 

5年シード付与については2つ感じたことがあります。

1つ目は、五輪銀メダルで5年シードが付与されるのですから、五輪銀メダルよりも遥かに難易度の高い海外メジャー優勝に対して5年以上のシードが付与されても良いのではないかということです。

2つ目は、5年シードが五輪前に発表されていなかったことに対する疑問です。ファンには知らされていなかっただけで選手には事前に伝えられていたのであれば良いですが、五輪後に決めたのならご都合主義と言われますよ。

金メダルなら7年、銀メダルなら5年、銅メダルなら3年といったシード権付与を事前に公表しておくべきです。また、今後の五輪でも今回と同じ権利を付与することを今の段階で発表してくださいね、協会さん。

事前に制度を整備して、事前に公表するのが当然ですからね、協会さん。