7月5日のブログで「若手選手と中堅選手」という記事を書きました。

今年の5月までは貴金属世代と言われる若手選手が優勝していましたが、ヨネックスレディス以降は中堅・ベテラン選手が優勝しています。

テレビ中継を視聴していると、この流れを作ったのは上田さんと言っていますが、上田さんの優勝は5月初旬のパナソニックオープンで、その後4試合続けて貴金属世代が優勝していますので、中堅・ベテラン選手優勝の流れはヨネックスからだと思います。

パナソニックの上田さんは多くの若手選手と優勝争いをした結果、最終的に若手選手をねじ伏せた優勝でした。上田さんの経験値がモノをいった試合でしたが、若手選手はまだまだ好調でした。

 

ゴルフの好不調は周期的に来ます。

短期では1ヶ月、中期では3ヶ月、長期では1年単位だと勝手に思っています。

3月に開幕した2021年ですが、5月末で3ヶ月を経過します。短い周期で小さな好不調の波を乗り越えながらシーズンを進んできた若手選手が徐々にバイオリズムの下り坂に入ってきたのがヨネックスレディスの頃です。

 

ヨネックスレディスは若手選手の多くが欠場した試合でした。笠さんと優勝争いをした選手には若手も人数的にはいましたが、優勝経験者はおらず、優勝争いの経験値の差で笠さんが優勝しました。

 

続くサントリーレディスでは若手有力選手が勢ぞろいしたものの、瀬令奈さんが優勝しました。ヨネックスレディスとはかなり様子が違います。優勝争いをした選手は貴金属世代の中心選手たちでした。10回試合をすれば何回勝てるのか・・・といった感じの瀬令奈さんですが優勝しました。

 

ネギックはこの試合が大きかったと思っています。中堅・ベテラン選手でも良いゴルフをすればまだまだ若手選手には負けないという気持ちが強くなったのではないでしょうか。

 

この頃からマスコミは東京五輪出場権を巡る稲見さんと古江さんの成績を中心に取り上げることになります。絶好調だった稲見さんも謎のプチスランプに陥りました。4試合、つまり約1ヶ月の短周期の不調でしたね。

 

古江さんは今年に入ってから優勝は無かったですが、何度か優勝争いをしていました。しかし、サントリーレディスの7位を最後にトップテンに入らなくなりました。彼女の場合は短周期の不調もありますが、大きなバイオリズムの中で好調ではない時期なのかも知れません。

 

賞金ランク1位を守っている小祝さんもサントリーレディスを最後に1桁順位から遠ざかっています。60台のスコアを叩き出す一方で、スコアを落してしまうラウンドが出始めています。彼女は3月から4月まで絶好調でしたが、5月以降は中期的なプチスランプの時期だと思います。

 

大里さんはパナソニックレディスからリゾートトラストの約1ヶ月間、つまり短周期の絶好調期間がありましたが、もともと安定して上位で戦う選手ではありません。

 

勝みなみさんと原英莉花さんは好不調の波というよりも一発屋のところがありますので、今は不調というのではなく、一発が来ないだけというところでしょう。また優勝するでしょうが、事前に予想することのできない選手です。

 

ということで、優菜ちゃん、山下さん、西郷さん、高橋さんの4人くらいですから、一時的に若手選手の層が薄くなっている状態だと思います。

 

一方の中堅・ベテラン選手ですが、優勝の前後5試合はこんな成績です。

上田さん 35位、15位、優勝、7位、10位

笠さん 9位、46位、優勝、25位、24位

瀬令奈さん 31位、予選落、優勝、48位、6位

申ジエさん 28位、20位、優勝、6位、15位

絵理香姫 36位、5位、優勝、6位、29位

鈴木さん 予選落、棄権、予選落、優勝、49位

堀琴音さん 10位、4位、59位、優勝、14位

若林さん 36位、26位、68位、2位、優勝

 

流石に予選落ちは少ないですね。短周期の好調の中で優勝した選手が多いですね。8人のうち、優勝した試合の前の試合でトップテンに入ったのは絵理香姫と若林さんだけです。若手選手よりも一発屋の傾向が強いとも言えます。

若林さんは2位、優勝と来ていますので短周期での好調期なのは間違いないですが、4年に1勝ペースだった選手で、しかも今年6回も予選落ちしてトップテン入りしたのが直近2試合だけというのですから、3試合続けて優勝争いに絡むのは難しいと思います。

 

しかし、ピアニスト理論によれば、さくらちゃんが出場すると若林さんが先輩ママとしての意地を見せるそうです。

今週の大東建託にはさくらちゃんが出場します。

今シーズン、さくらちゃんが出場した試合での若林さんの成績です。

38位、2位、3位、予選落、2位、優勝

6試合中、4試合で優勝圏内の活躍をしています。恐るべし・・・ピアニスト理論。