資生堂レディス予選ラウンドのペアリングが発表されました。
今週も4日間大会です。先週も、来週も4日間大会ですらハードスケジュールです。暑い中、選手も大変です。
資生堂レディスは2019年から始まった大会で、2020年は中止だったので今回が2回目となります。参考となる試合は2019年の1度きりです。
その時の優勝は渋野さんでイミニョンさんとのプレーオフの末に12アンダーで優勝しました。予選カットラインは1オーバーでした。1試合のみですから参考にはなりにくいですが、優勝を狙うには2桁アンダーが必要だという認識は必要でしょう。
4試合続けて中堅~ベテラン選手が優勝している国内ツアーですが、2019年のこの大会は若手選手の躍進が目立った試合でした。
東京五輪の代表争いがあって稲見さんと古江さんが調子を落としていたことがこの流れを呼びこんだようですが、代表争いは決着しましたので、それが今後の試合にどういう影響を与えるのでしょうか?
東京五輪のゴルフ代表は畑岡さんと稲見さんに決まりました。
今回の東京五輪はいつもの五輪よりも地元有利の要素が強いと思います。新型コロナの影響は海外から日本に入った選手にとってはある程度ストレスになると思います。
日本に来てからの練習環境が十分なのかどうか・・・・、ストレスを解消する手段があるのかどうか・・・・、諸々を考えると日本国内でずっと試合をしてきた稲見さんが断然有利です。
問題は、落ちているように見える調子が1ヶ月後に好調と言えるような状態に上がっているのかどうかです。代表争いによる一過性の不調なら1ヶ月あれば調子を戻せると思いますが、今後の数試合は稲見さんをじっくり見たいですね。
畑岡さんは五輪開催コースで実戦経験があるようです。コース経験では他の選手よりも有利ですが、アメリカツアーの選手同様にスケジュール面では不利です。全米女子OPと全米女子プロゴルフ選手権はコースがかなり違うので一気に調子を落としたというのではなく、コース相性の問題だと思いますので、自信の持てるコースなら上位を期待できると思います。
マスコミの記事を読むと笹生さんに期待する声が大きいですが、笹生さんは全米女子OPで優勝したものの日本国内の試合では断トツの成績ではありません。パワー勝負の試合では強いでしょうが、東京五輪のコースが笹生さんに向いているのかどうかはわかりません。自信を持ったでしょうが、案外淡泊なところもありますし、プレーしてみないとわからない選手です。
何と言っても五輪のゴルフはメジャー大会よりも遥かに勝ちやすい試合です。五輪出場資格を持つ選手が全員参戦したとしても、アメリカと韓国は4人ずつしか出場しません。
畑岡さんは世界ランク11位とかなり上位なので、出場予定選手の11番目でランク通りです。一方、稲見さんは27位ですがアメリカや韓国の選手がランク上位に重複するので19番目になります。現在の世界ランク19位はフォンシャンシャンさんだと考えると、何となく期待感が強まります。
コース経験、気候、観客の応援も考慮すれば、トップテンどころかメダル圏内に畑岡さんと稲見さんの2人が入る可能性もあります。
メジャー大会ほどの価値が無い試合だとしても五輪でメダルというのは嬉しいものでしょうからね。
でも、東京五輪は盛り上がりに欠けるでしょうね。日本人選手がメダルを獲得した時だけ一時的に盛り上がる程度で、終わってしまえば「祭りの後の寂しさ」だけが残ります。