フジサンケイレディスクラシックが終了しました。
3日間のスコア比較です。
1R ベスト65、アンダーパー39人、平均71.7593
2R ベスト65、アンダーパー41人、平均71.7593
FR ベスト64、アンダーパー13人、平均71.3462
平均スコアは最終日が一番良かったのですが、決勝ラウンドに進出した選手だけでの平均ですから、今大会では午後から風が強くなった最終日が一番難しかったと思います。
このコースはアウトが比較的スコアを伸ばしやすく、インコースでスコアを伸ばせるのはロングなどの数ホールだけです。風が強くなると特にその傾向が強くなります。前半にスコアを伸ばし、後半はスコアを崩さないことが大事です。後半にスコアを伸ばす選手もいましたが稀です。
首位スタートの山下さんがバーディを獲れない中、稲見さんが1番をピンチからバーディとした後、2番と4番をバーディとして首位に立ちました。先制パンチが炸裂した形です。申ジエさんが迫っていましたが、今の稲見さんの勢いに勝てるような気がしませんでした。
このコースは終盤の17番と18番で何が起きるかわからないのですが、稲見さんとしてはその前の16番ロングで決着を付けたのが良かったです。
今年の8試合を終えて4勝というのは異常な勝率です。稲見さんはショットメーカーで、パーオン率が非常に高い選手です。パットが入れば鬼に金棒ですが、最近はパットが入っています。優勝する選手はパットが入るものですが・・・。稲見さんのようなタイプはショットが崩れることは少ないと思いますので、パットの好調がいつまで続くのかによって今シーズン終了時のランクが決まると思います。
山下さんは先週優勝の勢いが続いていましたが、最終日の前半は優勝争いの経験不足があったように感じました。まともに優勝争いをしたのはまだ3試合ほどしかありませんからね。好調時に優勝することは大事ですし、それを達成した勝負強さは感じますし、終盤に持ち直したところは評価できます。今後は、調子を落とした時にどうか・・・です。
申ジエさんは肝心な時にパットを外して優勝を逃すことが時々あります。忖度したと言われるのはそのためです。今大会も終盤で信じられないようにパットミスを2回していましたが、良いパットが入らなかったのではなく、明らかなミスパットでした。集中力を欠いているのではないかと感じるほどでした。
若手選手の活躍が続く国内女子ツアーですが、30歳代最後の砦となっている申ジエさんもそろそろ波に飲み込まれる時期が近づいてくると思います。今、ギリギリのところで踏ん張っている感じですが、負け方がどうも気に入りません。
最終日に大きくスコアを伸ばして3位タイに入ったのは小祝さん、古江さん、笠さんでした。
3人とも、風が強くなる前に大きくスコアを伸ばしました。川奈で逆転劇や追い上げが頻発するのはこのパターンです。小祝さんも入らなかったパットが最終日にやっと入りました。古江さんは2日目と最終日の17番と18番だけで4打落としましたから、終盤ホールの対策さえ上手くできれば優勝していたかも知れません。
小祝さんも古江さんも、こういう展開でもしっかり順位を上げてくることはシーズン全体を考えれば大事です。
昨日のブログで優勝スコアが12アンダーであれば5アンダー組までチャンスがあると書きました。最終日を7アンダーでプレーしたのは小祝さん1人でしたが、小祝さんは予選をギリギリで通過しましたので、優勝争いまで絡むことはできませんでした。
2日目を終えて5アンダー以上だった田辺さん、高橋さん、吉本さん、安田さんのうち1人でも66前後でプレーして欲しかったのですが、残念でした。
優勝予想の結果です。
◎ 吉田優利さん 46位(+2)
○ 申ジエさん 3位(-7)
○ ペソンウさん 30位(-1)
△ 鈴木さん 49位(+3)
△ 勝みなみさん 予選落(+6)
△ 笠さん 3位(-7)
○申ジエさんと△笠さんが3位に入りました。2人ともにコース相性が良いことと、申ジエさんの実力と笠さんの好調さに賭けましたが優勝には届きませんでした。
稲見さんは来週の試合で優勝予想本命◎にするつもりだったのですが、今週優勝したことで迷いますね。いくら調子良くても、そこまで勝率が高くなることはないだろう・・・、反動がでるのではないか・・・と思ってしまいます。