ヤマハレディースオープン葛城が終了しました。
決勝ラウンド2日間のスコア比較です。
3R ベスト66、60台8人、アンダーパー17人、平均72.771
FR ベスト66、60台14人、アンダーパー35人、平均71.180
最終日のベストスコアは66でしたが、60台の選手数、アンダーパーの選手数ともに3日目の2倍前後の数字を残しました。平均スコアも1.6も上回りました。
風が無く、雨の影響も後半の数ホールのみでした。スタート時間を早めて、アウトスタートとインスタートに分けた効果がありました。あの年にも同じように配慮してくれていたら・・・という思いがこみ上げてきました。
スコアを伸ばす絶好の気象条件、例年よりも柔らかくて遅いグリーンもあって、最終日は勢いが勝負を決めました。
優勝スコアは稲見さんの12アンダーでした。この大会としては異例の好スコアでした。
特に3日目、最終日ともベストスコアの66をマークしました。2日間で12バーディ、ノーボギーですから、完璧な決勝ラウンドでした。ネギック理論の壁を見事にぶち破りました。滅多に破られないのですが、今回の稲見さんは素晴しかったですね。
もともとショットメーカーでパーオン率が高い選手ですが、肝心なところでパットが入らないことがあって優勝を逃すことがありました。今大会は難しいグリーンですが、フェード系の稲見さんにとっては狙ったところにボールを止めるという点では有利だったと思います。
マスコミ報道は勝負強さを強調していますが、先週の試合を見ても決して勝負強いタイプではありません。小祝さん同様、安定感があって優勝争いに加わる機会が多い選手ですが、今までは結構取りこぼしもありました。今大会の最終日は肝心なところでのパットが入りましたが、グリーンコンディションを上手く掴みました。今後もパット次第のゴルフが続くでしょう。
小祝さんに関しては、昨日のブログで10アンダーの優勝争いなら顔を出してくると書きましたが、最終日前半のバーディチャンスで1つでも決めていれば・・・という展開でした。2日目の18番でのトリプルボギーもありましたし、今週は小祝さんの週ではなかったということでしょう。
小祝さんは本当に強くなりましたね。安定感に勝負強さがプラスされたと思います。今後も毎試合、優勝候補でしょう。
今年に入ってから小祝さんと稲見さんが調子が良くて、優勝争いする選手も固定化しています。ここに加わる選手が数人出てこないといけません。
山下さんは17番ショートでバンカーに入れたのが直接の敗因となりました。あそこはピン左を安全に攻めていれば・・・と思いました。優勝争いの経験が少ないことが勝負所の攻めにおいてマイナス要因となったと思います。
高橋さんは何度目でしょうか?良いショットを持っている選手ですが、肝心なところでミスショットが出るパターンです。気持ちの問題なのでしょうか。
例年よりもグリーンが遅く、過去のコース実績がある選手が戸惑った大会になりました。初めてこの大会に臨んだ選手が先入観無しでグリーンを攻めたことで好スコアをマークしました。
国内ツアーは新しい選手がどんどん出ています。まだ週替わりメニューですが・・・。
しかし、放送を見ていて感じたことは、女子ゴルフツアーの時代は大きく動いているのに、テレビ中継に携わっている人が一昔前を引き摺っています。
例えば、背の低い選手で名前が挙がったのが大迫さんや安井さんでした。視聴者の半分はわからないのではないでしょうか。せめて馬場ゆかりさんでしょう。それでもわからない人が多いと思います。
シード選手の大半はこの2~3年で大きく入れ替わっています。解説者も入れ替えていく方が良いのではないでしょうか。
ネギックの優勝予想結果です。
◎ 申ジエさん 13位(-4)
○ ペソンウさん 38位(+1)
○ イミニョンさん 9位(-5)
△ 小祝さん 4位(-9)
△ 渡邉さん 9位(-5)
△ 美香さん 32位(E)
△ 森田遥さん 予選落ち
稲見さんは調子ポイント2位でしたが優勝予想からは外してしまいました。小祝さんの4位が最高成績でした。残念です。
アメリカツアーのANAは河本さんが1アンダー、笹生さんが1オーバー、畑岡さんが2オーバーということで、優勝争いからは脱落してしまいました。