三菱電機レディスが終了しました。
ミレニアム世代の西村優菜さんがプロ初優勝を挙げました。おめでとうございます。
初優勝に有りがちな転がり込んで来た優勝ではなく、自分から勝ちに行ってスコアを大きく伸ばしての立派な内容の優勝でした。
3日間のスコア比較です。
1R ベスト67、60台9人、アンダーパー31人、平均73.37
2R ベスト67、60台5人、アンダーパー23人、平均72.56
FR ベスト65、60台5人、アンダーパー14人、平均72.92
昨日のブログで、勝さんが順調にスコアを伸ばせば追いつく選手はいないと書きました。また、67が精一杯のコースとも書いた上で、西村さんに少しだけ期待をしていました。ただ、西村さんが優勝する場合は勝さんが8アンダーくらいまでスコアを落し、申ジエさんがスコアを伸ばせない展開だと思っていました。
西村さんが最終日65を叩き出して、勝さんのスタート時のスコアを上回るとは思いませんでした。
試合の流れは4番で勝さんがダボを叩いたことで追い掛ける選手は少し元気が出たと思います。ただ、勝つさんが9番でイーグルを獲り10アンダーに戻した時点で、逆転優勝は厳しい感じでした。西村さんとペソンウさんが4打差でしたからね。
インコースに入ってからの西村さんは素晴しい追い上げでした。特に14番から16番までの3連続バーディは全てべたピンでした。17番はバーディを獲れませんでしたがバーディチャンスに付けましたし、18番もサービスホールでしたがしっかりバーディを獲りました。
初優勝は最終組以外からの逆転パターンが多いのですが、最終組で6打差を追い掛けてスタートし、直接対決でビッグスコアを叩き出して、複数回優勝している選手にプレッシャーを掛けて優勝するシーンはあまり記憶にありません。しかも申ジエさんも同組ですから、最終日最終組のプレッシャーを受けてスコアを崩すのが新人選手の場合一般的です。
正直言って、本当に強い内容のゴルフを見せてもらいました。
西村さんはマスコミの注目度では安田祐香さんと先に優勝した古江さんの陰に隠れていましたが、アマランク1位になったこともある実力者です。身長が150センチということで過小評価されがちですが、爆発力もありますし、100ヤード以内のショットについては精度が高いです。飛距離は並みでも最終日のパーオンは15回もしています。なので、難しいコース設定でも対応できますし、安定感がある選手です。
彼女自身もトップテンに何度も入るような安定感のある選手を目指しているようですし、コメントも謙虚で好感を持てます。
勝さんは5打差リードで最終日を迎えたところからの逆転負けなのでショックも大きいでしょう。それも後輩選手に負けたのですから悔しいと思いますが、ホールアウト後の態度も良かったです。
勝さんは終盤ショットが乱れていました。もう少し守りのゴルフをしていれば勝てたのかも知れません。18番ホールは飛距離のある勝さんが圧倒的に有利な筈ですから、もっと落ち着いた攻め方をしていればプレーオフに持ち込めたでしょう。でも守りのゴルフはしたくなかったのでしょうね。
一つ残念なのは、これだけの好試合をライブ中継で視聴できなかったことです。
硬くて速い方だいグリーンというスリリングな舞台設定、ツアーで最も実力のある選手と黄金世代の代表的選手と注目新人選手という役者揃い、18番ホールまで縺れた優勝争い・・・。
どうもライブ中継のある試合に限って退屈な展開になり、録画中継の時に限って好試合になると感じてしまうのは何故でしょうか?