日本女子プロゴルフ選手権が終了しました。
最終日は4日間の中で最も風が強く吹きました。そのため、アンダーパーでプレーした選手が17人しかいませんでした。
そのため優勝スコアは伸びず、逆転が起きやすい展開になりました。
最終日を迎えた段階で、西村さん、小祝さん、笹生さんの3人を中心にした優勝争いを期待したのですが、最終日は「欲」の出た選手が駄目でしたね。最終組の田辺さん、1組前の永峰さん、2組前の木村さん、3組前のイナリさんの4人は優勝を強く意識せずに自分のゴルフに専念したことが好結果を生みました。
永峰さんは強風の中ショットが安定していましたし、長いパットも入ってスコアを伸ばしました。優勝を意識してからスコアを落してしまうのはいつもの永峰さんでしたが、今日は相手選手もスコアを落してくれました。最終日最終組でプレーすると必ず順位を落とす選手ですが、今回は1組前というのが幸いでした。フジサンケイで優勝した時も逆転でしたので、今後は優勝を意識しながら勝ち切れるかどうか・・・です。メジャーチャンピオンですから今後はそれなりのものを求められます。
キティ田辺さんは最終組の中で最も優勝を意識せずにスタートした選手だと思います。全くノーマークでした。コース経験が豊富であることが成績に直結しました。田辺さんはデビューしてから成績を残せず、昨年は全試合予選落ちでしたが、今年は17位と19位という成績を残しています。今シーズンになって伸びた選手だと思います。佐伯さんが指導しているらしいのですが、佐伯さんの指導が良いのかも知れません。QT順位46位と微妙な位置でしたが、来週の試合も出場できますし、リランキングでも有望な賞金を稼ぎました。今後は主催者推薦も受けやすくなるでしょうし、シードを獲れる可能性も出てきました。
ペヒギョンさんはいつもあんな感じです。彼女の課題は技術ではなくてハートですね。折角、好スタートを切ったのに優勝を意識するようになった瞬間から崩れてしまいました。
西村さんは意識するなと言われても意識せざるを得ない位置からのスタートが災いしました。やはり最終組最終組、それも単独トップでスタートするのはプレッシャーもあります。1組前でスタートしていたら全く違う展開になったでしょう。風が強かったのも小柄な彼女には不利だったかも知れません。2番ロングでボギーを叩きましたが、前半にバーディを1個獲っていれば・・・と思います。13番のグラスバンカーからのチャレンジは、そこまでノーバーディだった焦りだったかも知れません。
ここまでフェアウェーキープ率が1位です。飛距離もそれほど見劣りませんしバーディ合戦の試合よりも難しい試合で活躍が見込めそうです。日本女子オープンでリベンジを果たして欲しいと思います。
小祝さんはバリバリに優勝を意識してスタートしたでしょう。しかし前半ノーバーディで我慢していましたが後半もそのままでした。西村さん同様、前半に勢いを付けていれば違う展開だったでしょう。本当なら今大会は勝たなければならない展開だったと思いますが、少しお疲れかも知れませんね。
規格外の笹生さんもお疲れでしょうか。確かに飛距離は規格外ですが、セカンドショット以降は普通の選手です。ニトリではパットが入っていましたが、今大会は悉く外していました。ニトリのようなパットは毎回できるものではないということです。
アメリカツアー、ANAインスピレーション3日目が終了しています。
12アンダーが2人、10アンダーが3人ですね。トップテン圏内は8アンダーです。
畑岡さんが6アンダー、14位で最終日を迎えます。
アメリカツアーのメジャー大会は最終日に思い切ったピン位置を用意してきます。嵌ればビッグスコア、罠にはまれば一気に順位を落とすようなコース設定でしょう。おまけに風でも吹けば大変です。
畑岡さんは首位と6打差、3位タイの選手と4打差ですから、逆転優勝がギリギリ可能な位置です。とりあえず2桁アンダーを目指してスコアを伸ばしていけば面白いことになるかも知れません。
3日間のパーオン数は16、13、14で79.6%です。トップの2選手と同等ですからショットは十分通用しています。ただ、パット数が32、33、27と3日間で92ですね。3日目にようやくパットが入ってくれました。10バーディ、4ボギーと安定していますがバーディ決定率が23.3%と少し不満です。最終日はショットを維持した状態でパットが入ってくれるかどうか・・・です。
渋野さんは4アンダー、21位タイです。
3日間のパーオン数は12、9、12でパーオン率61.1%です。畑岡さんとはかなりの差があります。ショットは満足できる状態ではないですね。ただ、パット数は28、29、25と3日間で82です。畑岡さんよりも10少ないパット数です。バーディ数は畑岡さんよりも多い13で、バーディ決定率は39.4%もあります。優勝する選手の数字ですが、この順位ということはショットが課題ということです。
渋野さんは豪快なショットのイメージが強いですが、強気のパットで勝負する選手です。いや、気持ちで勝負するタイプです。今大会はバーディ先行しているので、気持ちが前向きな状態を保つことができています。最終日もバーディ先行すれば良いですが・・・。
河本さんは2オーバー、です。
3日間のパーオン数は11、11、13でパーオン率は渋野さんを上回る64.8%です。パット数が28、31、32と3日間で91です。畑岡さん同様バーディ不足ですね。速いグリーンに慣れていないこともあるでしょう。最終日は60台を目指して欲しいですね。