AIG全英女子オープンの予選ラウンドが終了しています。

予選ラウンドが終了した時点でのトップが1アンダー、2オーバーまでがトップテンですから難易度が高いですね。

 

日本人選手は7人中3人が予選通過しました。ただしマスコミ期待の選手は・・・。テレビ局も真っ青でしょう。

9位 +2 野村さん

52位 +8 上田さん

64位 +9 畑岡さん

以下、予選落ち

+12 渋野さん

+13 勝さん、河本さん

+14 稲見さん

 

2日間のスタッツです。

     フェアウェーキープ、パーオン、パット数

野村さん 10-8(18)、11-10(21)、32-26(58)

上田さん 10-6(16)、9-8(17)、31-27(58)

畑岡さん 11-8(19)、10-9(19)、30-32(62)

渋野さん 10-11(21)、9-9(18)、30-33(63)

勝さん 4-6(10)、8-6(14)、29-30(59)

河本さん 9-6(15)、7-10(17)、27-32(59)

稲見さん 10-9(19)、7-9(16)、30-34(64)

 

参考までにパーオン数とパット数だけで野村さんの2オーバーを基点にすると、上田さんは6オーバー、河本さんは7オーバー、畑岡さんは8オーバー、渋野さんと勝さんは10オーバー、稲見さんは13オーバーになります。

 

野村さんは、2日目にバーディ5個獲りました。パーオンが10回なのでバーディ決定率が5割になります。ダボが1個ありましたが我慢のゴルフができました。もともとリンクスに強い選手です。あとは体調次第です。

 

上田さんは、2日目にパーオン8回ながら3バーディ獲りました。最後のダボが余計でしたが17番まではナイスラウンドだと思います。彼女もリンクスが得意で全英女子でもまずまずの成績を残しています。

 

野村さんと上田さんはリンクスでの戦い方を知っているというか、リンクスを苦にしないタイプです。上田さんは国内ツアーではイライラしているシーンをよく見かけますが、リンクスのようなコースでは我慢することができます。おそらく自分自身にイライラするタイプなので、こういうコースだと上手く行かない自分に腹が立たないのではないか・・・と思います。

2人ともに体力と精神力が4日間持つかどうか・・・です。

 

畑岡さんは2日間でバーディ2個です。バーディ決定率が1割ちょっとです。彼女の大きなショットが風の強い時のリンクスではどうもうまくいきません。彼女なりにリンクス対策をしてきたと思いますが、得意・不得意というのはどうしようもない場合があります。もう少しパットが入ってくれれば・・・とは思いますが、残り2日間どうでしょうか?

 

渋野さんは色々と言われていますが、外野がハードルを上げ過ぎです。

調子も良くない、リンクスにも不慣れ、畑岡さんほどの実力も無い。それにも関わらずディフェンディングチャンピオンですし、何よりもマスコミとファンが持ち上げ過ぎでした。昨年は何もかも上手く行きすぎた優勝だということを選手本人はわかっていると思いますが、マスコミとファンがもっと冷静にならないと、今後、渋野さんはそれらに足を引っ張られることになります。

 

勝さんは大きなショットを打つ選手ですからリンクスに対応できませんでした。フェアウエーキープ率が低く、パーオン数も少なかったですね。特に2日目はノーチャンスでした。クラブの到着が遅かったという不運もありましたし、調子も上がっていなかったと思われます。

 

河本さんは予選落ちした4人の中では一番勿体ないゴルフをしたと思います。スコアを落したホール数は少ないのですが、ダボ2個だけでなくトリプルボギーもありました。リンクスの攻め方の問題でしょう。また、他の日本人選手は長い距離のパットを決めていましたが、河本さんには1度もありませんでした。

今回のコースはピンそばのバーディチャンスを作ることはかなり難しいでしょう。渋野さんもべたピンバーディは1個だけでした。河本さんはミドルパットでのバーディチャンスを活かしきれなかったですね。

 

稲見さんは海外のプロトーナメントは初でしょうか?

良い勉強になったと思います。正確なショットで勝負する選手ですが、こんな風の中でリンクスでプレーする経験は初めてですから仕方がありません。

 

このコース、簡単にパーオンできません。グリーンを外した場合、どこに外すのがベターなのか、外した時のアプローチ技術、短い距離のバーディチャンスは殆ど無いのでミドルパットを決めることができるか・・・で決まります。

 

もしもの話ですが、宮里美香さんが出場していれば上位に付けているような気がします。やはりリンクスは特別です。