AIG全英女子オープンの予選ラウンドペアリングが発表されています。
日本人選手の初日スタート時間です。
勝さん 7時14分
畑岡さん 8時9分
上田さん 8時31分
稲見さん 12時38分
渋野さん 12時49分
河本さん 13時
野村さん 15時6分
初日午前が良いのか2日目午前が良いのか、これだけはやってみないとわかりません。天候次第です。リンクスは独特のコースとの戦いでもあると同時に、天候との戦い、そして理不尽だと思われる運と不運に振り回されることのない精神力との戦いです。
昨年はリンクスではなくて日本のコースに近いと言われていました。渋野さんの生まれ持っていた運が最大限発揮された試合でした。今年も日本人選手の優勝を期待する声が多いですが、簡単ではないと思います。
昨年の優勝スコアが18アンダー、一昨年も17アンダー、2018年も18アンダーと、メジャーとしては好スコアの戦いになっていました。コース設定もあるでしょうが、全英ならではの天候の荒れが少なかったのかも知れません。
2014年の優勝スコアは1アンダーでしたが、今年の全英がそういうスコアになる可能性もあります。日本人選手にチャンスがあるとすれば優勝スコアが2桁アンダーになるような状況でしょう。バーディ合戦になれば上位に付いて行ける選手はいます。
稲見さんが朴インビさんとレクシートンプソンさんとのペアリングになっているのが興味深いですね。英国は何でも賭けの対象にしますので、稲見さんは賭けの対象として面白い存在だと思われているのかも知れません。
さくらちゃんが出場しないので、純粋にリンクスの面白さを楽しみたいと思います。
昨年の全英で優勝した渋野さんはその後スター扱いとなりました。マスコミがスターとして取り上げ、マスコミに取り上げられた渋野さんに興味を持った多くのファンが生まれました。
今、軽井沢で優勝した笹生さんがマスコミで取り上げられています。渋野さんのような人気者になるとは思いませんが、今回は彼女の実力を怪物級のように扱っています。何故、マスコミはこうなのか?
笹生さんは昨年のプロテストに合格してQT28位の資格で今シーズンは国内ツアーに出場しています。アメリカツアーのQTにも参加しましたが合格できずに国内ツアー専念となりました。
アースでは初日66でトップに躍り出て最終的には5位タイとなりました。10代の新人選手としては十分に評価できる内容でした。
ネギックもNEC軽井沢の試合前に裏街道の選手の中で最も怖い存在と書きましたが、2位に4打差付ける快勝でした。
この成績を見て、笹生さんについての持ち上げ記事が目立ち始めました。
確かに身体が大きくて強く、海外でも揉まれてきた精神的強さも感じます。飛距離はありますし、パットも今大会では入っていました。
ただ、そこまで強いのかどうか・・・・2試合だけではわかりません。アメリカツアーでも活躍できるという声もありますが、まだまだ疑問です。
NEC軽井沢はもともと総合力よりも爆発力で勝負できるコースです。今回の2位は産休明けの若林さんと昨年シードを逃した藤田さん、4位の智恵ちゃんもシーズンに何度か優勝争いに顔を出す程度、5位以下も優勝争いの常連がいませんでした。
総合力を必要としないコースであることに加えて、実力者が仕上がっていなかったり、韓国人選手の多くが出場していないなど賞金ランク上位の選手の多くが欠けていたことは事実です。圧勝だったことを過大に評価しないほうが良いと思います。
実際、昨年のアメリカQTはセカンドQTで脱落しています。その時とは調子が違うのかも知れませんが、本当に断トツの実力があるのかどうか、もう少し長い目で見る必要があると思います。
騒ぎ過ぎないことです。本当に強ければ黙っていても賞金女王争いするでしょうし、アメリカツアーに行っても活躍するでしょう。