アース製薬の会長インタビューが掲載されていました。
①他の試合が中止続きの中開催を決めた理由として「日々努力をしている選手を思うと、中止という選択肢は無かった」と言っています。
→→→有り難い発言ですが、ゴルフの大会を主催するスポンサーとしては当然のことだと思います。色々な思惑があって大会スポンサーに名乗りを上げた企業ばかりでしょうが、選手視点の考え方は根底に流れていて欲しいです。
プロアマや前夜祭を楽しみにするといったことは大会運営に付随するオマケでしかないと言わせてもらいます。オマケを楽しみにすること自体は否定しませんが、オマケなので無かったりハズレであったりしても仕方が無いと割り切って欲しいです。
②テレビ中継をせずにインターネット中継したことについて「格段に安かった。」
無料配信で自社CMも入れなかったことについて「課金制も検討したが、1試合だけのためにするのは難しい。年間のツアーを通じて活用できるのであれば可能性は広まる。1アカウント500円くらいで十分やっていけるのではないか。」
→→→視聴者数は868万人ですが、これは何度も接続と切断が繰り返された結果の数字です。最大で同時に24万7千人が視聴していたそうです。これを成功と見るのかどうか微妙です。テレビ中継というのは真剣に視聴していない層も含まれますが、やはり桁違いです。最近の女子ゴルフは地上波で7%前後の視聴率があります。ディープなファンには歓迎されても、ライトなファンを繋ぎ止めたり新規ファンを獲得するにはネット中継というのはハードルが高いのが現実です。ネットでの声は概ね歓迎のようですが、ライトなファンを女子ゴルフから遠ざけることにはなります。テレビ中継無しというのはマイナー競技への道一直線です。
ネギックはネット中継を視聴しませんでした。そこまでして視聴するほど見たい選手が上位にいたわけでもなく、まして課金してまで視聴することは無いでしょうね。さくらちゃん全盛時なら課金したでしょうが・・・。
ただ、結果がわかってからの録画中継は興醒めです。地上波なのかBSなのかCSなのか、ライブ中継を充実するための努力は続けて欲しいと思います。
③「主催者は広告会社などを通じて自社CMの流れる番組と大会運営のセットを数億円で購入してきた。そして番組の著作権はテレビ局のものになる。」「アメリカツアー等ではテレビ局が放映権を協会から買って放送しています。協会は放映権を得て、それを選手に還元されるべきなのに日本はいびつだ。」
→→→2年ほど前から協会と放送局の間で放映権に関して揉めてきました。まだ解決していません。放送局が日本の女子ゴルフツアー発展に寄与してきたのも事実ですから、正論が簡単に通る状況ではありません。どうすればこの問題が解決できるのか?
ネットの意見は小林会長の主張が正しいという声が多いですが、主張が正しいことと、主張を通すためのやり方が正しいことは違います。遠回りであるかのように見えてもしっかりと議論を重ねて自分達の主張を通して行くという視点に欠けていたのではないかと思います。