アース・モンダミンカップが無事に終了しました。いや、無事終了したかどうかはわかりません。

新型コロナウイルスは発症2日前から発症後1週間以内に感染力が強いと言われています。選手・関係者のPCR検査を実施しましたが、その時点で発症していなくても大会開催中に誰かが発症して、他人に感染させている可能性があるからです。

なので、無事終了したと言い切ることができるのは1週間から2週間後のことになります。

 

これが新型コロナの厄介なところです。恐らく、日ごろからトレーニングを積んで、夜遊びもせずにストイックに取り組んできたであろう女子プロゴルファーの皆さんが仮に新型コロナに感染しても無症状だったり軽症で済む可能性が高いでしょう。ただ、大会主催者の中には高齢者もいらっしゃるでしょうから1週間後に重症者が出る可能性はゼロとは言えないのです。

 

そんなことを言っていては前に進みません。

日本国内も緊急事態宣言が解消されてから1ヶ月以上経過し、自粛モードも多少薄れてきました。そういう時期に開催されたアース・モンダミンカップですから、感染防止対策や大会期間中の反省的などを検証する必要があります。

JLPGAは2週間後には検証結果を纏めて、ツアー関係者に対して今後の試合開催をアピールしていかないといけません。

 

アースが何故開催できたのか・・・・という記事を見ると、今後のポイントになるのはスポンサーの試合開催に対する考え方だということがわかってきました。

スポンサー企業にとっては、プロアマや前夜祭といったお得意様に向けたPR活動ができないのであれば大会を開催できないのか、日本の女子ゴルフ界発展のために大会を開催するのかの踏み絵を踏まされることになりますね。企業の女子ゴルフに対する姿勢や見方が問われます。

また、無観客試合にすることによって入場収入がアテにできなくなることにより、経費面で余裕があるかどうかの判断材料にもなります。投資家も見ていますから、早々と降参しているようでは投資家から見限られるかも知れません。

ネット中継の評価次第ではテレビ局が梯子を外されるかも知れません。テレビ局がスポンサーを抱き込んで試合を運営してきましたからスポンサー企業にも影響を及ぼします。

 

ネット中継を視聴した人も多かったようです。地上波放送では視聴率7%前後のようですから、視聴者はかなり少ない筈ですが、巷では成功と言われています。ただ、ヘビーファンが中心で、ネギックのようなライトファンはネット中継を視聴しなかったと思います。今後、本格的にネット中継にしていく上で有料放送にするとゴルフ離れを招く可能性はあると思います。正直、ネギックもさくらちゃんが映らないのであれば有料放送を視聴しないでしょう。

これをきっかけに、地上波またはBSやCSでのライブ中継を充実するための交渉を進めて欲しいと思います。

 

今後のツアー日程がどうなるのか興味深くなりましたね。

やろうと思えば試合を開催することが出来ることは証明されましたから。

今までのように、「選手・関係者・観客の安全のために試合を開催することを断念しました」という中止発表は恥ずかしくてできなくなりましたから。

「アースができたのに、あなたの企業はそんなこともできないのか?」と言われることになりますからね。