アメリカ女子ツアーは各選手の出場権を来シーズンに継続することを発表しました。これによりQTを実施しないことも決まりました。
マスコミは渋野さん中心に報道しています。渋野さんは昨年の全英女子OPで優勝しましたが、今季からのアメリカツアーには参戦せずに今年のアメリカツアーQT挑戦を予定していました。今シーズンは国内ツアーを中心にして地力を付けながら参加資格のある海外メジャーに参戦し、シーズン最後にはアメリカツアーQTを受けて来季のアメリカツアー参戦という設計図を描いていました。
しかしQTが実施されないことになり、来シーズンからアメリカツアーに参戦するためには今年のアメリカツアーメジャー大会で優勝するかジャパンクラシックで優勝するしかありません。
かなりハードルが上がってしまいました。
ただ、渋野さんなら大丈夫・・・といったポジティブな意見が多いですね。活躍し始めてから大きなスランプに陥った経験が無いので、強い渋野さんばかり見てきたこともその理由だと思います。
女子ゴルフを長年見てきた者からすると、ゴルフは一旦調子を落とすと他のスポーツよりも調子を取り戻すことが難しいと思っていますので、調子の良い時にチャレンジすることが望ましいと思っています。
最近だと比嘉さん、渡邉彩香さんなど、急に調子を崩して復活まで時間が掛かるケースもあります。諸見里さんや森田理香子さんのように調子が戻らないまま第一線から退いた選手もいます。一寸先は闇の世界ですからね。
出場権が来シーズンに継続するということにより、畑岡さん、さくらちゃん、彩子さんの来季シードも継続しますし、河本さんと山口さんも一定数の試合に出場する権利を確保しました。
実際、ここまで殆ど試合に出場できていませんし、今後もどれだけの試合に出場できるかわかりませんが・・・。
今後、ツアーが再開されたとしても来シーズンの出場権に繋がらないことになると、モチベーションを維持するのが大変かも知れません。いつ試合があるかもわからない状態で、今でもモチベーション維持に苦しんでいると思いますが、もしもツアーが再開されたら思い切ったゴルフをして、優勝を狙ってほしいですね。
問題は国内ツアーです。
アメリカツアーの決断を見て、プロテストを中止しないだろうか・・・と不安になってきました。
アメリカツアーはプロテストが無く、QTで新しいツアー選手が決まるシステムなので、アメリカツアーでのQT中止は国内ツアーのプロテスト中止と近いものになります。プロテスト合格者の来シーズン出場権をどうするか・・・という問題は残りますが、プロゴルファーとして活躍するために頑張って来た選手たちの夢を潰してはいけません。