7月15日から予定されていたアメリカツアーのペアマッチ戦が中止になりました。アメリカツアーの再開は7月23日からのマラソンクラシック以降ということになりました。

ただ、マラソンクラシックが開催されるオハイオ州はアメリカで4番目に感染者数が多いそうで、州ではファンを入れてのイベントを禁止しているそうです。

気になるのは関係者の「ギャラリーが来られないと経済的に苦しい」というコメントです。日本語がおかしい(笑)ですが、女子ゴルフはプロアマ戦とチケット収入が無いと厳しいのでしょう。無観客で試合を開催するのは難しいということを明言してしまいました。

これは国内ツアーも同じです。

 

国内ツアーのアースモンダミンカップはまだ中止発表されていません。6月25日から開催される予定の試合なので、40日前に迫っています。今のところ、緊急事態宣言が解除されることを前提に無観客試合を行う方向で調整をしているとのことです。

スポンサーさんがかなり前向きのようですが、協会が手綱を絞っているのでしょうか?

 

先日の記事にも書きましたが、この大会は入場料が高額で、例年ギャラリー数も少ない大会です。昨年の入場料収入は1億円でした。これが無観客だとゼロになります。ただ、ギャラリーを入れないことで経費の一部は節約できます。

賞金総額2億4千万円の大会ですが、賞金総額をワールドレディス並みの1億2千万円にすればスポンサー企業の持ち出しは当初の予定とあまり変わらないのではないでしょうか。

是非、無観客でも開催して欲しいのですが、それだと今後の試合開催に繋がりません。普通のスポンサーは無観客試合には後ろ向きですから・・・。

 

今大会のように入場料が高いとギャラリー数は減ります。

これを逆手に取って、今シーズンの試合は入場料を高く設定して、観客数を制限することも有効です。今は多くのギャラリーに来てもらって、ゴルフを広く知ってもらうと言う時期ではありません。多くのギャラリーに来てもらうのは新型コロナが終息してからでも良いと思います。

 

試合を開催するか中止するかというのは緊急事態宣言が出されて、ホームステイを推奨されていた時期の話です。

今後は、いかに感染を拡大させないで選手に仕事をさせるかが問われます。試合を中止すれば感染しませんが、それでは終息するまでの間はずっと試合ができないことになります。選手に対する経済的補償を協会やスポンサーがする筈がありませんからね。それなら安全に試合ができる方法を模索する必要があります。

 

今、大会を開催するにあたってリスクとなるのは選手・関係者の移動と観客の2点でしょう。

ゴルフは屋外スポーツですから、ギャラリー数を制限する、マスク着用義務、大声での声援禁止、2m以内の接近制限、連絡先記載などで感染拡大を防ぐことはできないでしょうか。

選手の移動は原則として自家用車使用、選手同士の会食禁止などを義務付けることが必要でしょう。

 

今、韓国で試合が開催されています。参考になることもありますし、更に改善しないといけないこともあるでしょう。