今年は東京オリンピックが開催されます。どのスポーツも五輪モードに入っており、種目によっては代表選手が決定していたり、一部選手の代表入りが内定して残り枠を争う状況になっています。
女子ゴルフは6月28日に全米女子プロ選手権が終了した翌日発表の世界ランクで五輪出場選手が決まります。
世界ランク15位以内であれば最大4人という枠が与えられます。現在の世界ランクであれば、日本からは畑岡さん、渋野さん、鈴木さんの3人が出場できるのですが、そこまでにアメリカツアー20試合、国内ツアー17試合が行われますので、まだまだ流動的です。
日本人選手最上位の畑岡さんでもアメリカツアーで予選落ちを繰り返しているとランクがアッと言う間に下がりますし、渋野さんと鈴木さんは15位以内ギリギリに近い位置なので、調子が上がらないと15位よりも下がっていまう可能性は大きくなります。その場合には日本人選手は2人だけになってしまいます。
特に、今回は東京五輪です。ゴルフは埼玉県で実施されますが、いずれにしても地の利があるのは間違いありません。日本人選手が五輪に出場したいと考えるのは自然の流れです。
せっかく日本で開催するのですから、開催国の選手は4人出場できるようにしてくれれば良いのに・・・とも感じますけどね(笑)。
ところで、ゴルフはリオ五輪から採用されていますが、前回のリオ五輪に出場した日本人選手は誰だったか、ご記憶でしょうか?
野村さんと大山さんでしたね。渡邉さんと宮里美香さんにも出場意欲を見せていましたが、美香さんは全米女子OPで予選落ち、渡邉さんは最終日の最終ホールでダボを叩いてしまい大きく順位を落としてしまったのは記憶に新しいかも知れません。
美香さんはその後、ゴルフから離れた時期もありました。五輪だけが原因ではなかったと思いますが、ゴルフを続ける意義や目標を見失ったような状態でした。
渡邉さんはそのシーズン前半は国内ツアーでトップ5に7回も入る好調ぶりだったのが、五輪後に一転して不調となり、その後2年間はシードを維持したものの2018年にシード落ちしてしまいました。彼女の場合は国内ツアーにずっと出場していましたが、ショットの不調に悩まされました。原因はわかりませんが、五輪のシーズン後半からの不調がその後のシード落ちに繋がったのではないか・・・という見方もできます。
最近の五輪にはプロ選手が出場する種目も増えました。ゴルフとテニスが代表例でしょう。いずれも歴史のあるメジャー大会が最高峰だとされてきました。
プロ選手は試合に出場してファンに喜んでもらうのも大事ですが、お金を稼ぐというのが仕事です。五輪は名誉、メジャー大会は賞金、と割り切ることもできませんし、五輪でゴルフをする意義をもう一度考え直す必要があるでしょう。
マスコミは五輪、五輪・・・と煽り、選手は五輪に振り回され、その結果、選手にとって一番大事なものを失ってしまうのであれば本末転倒です。
畑岡さん、渋野さん、鈴木さんが五輪ロスとなってその後のシーズンで出涸らしのようになってしまわないことが大事です。