シーズンオフ恒例のデータによるシーズン回顧はもう少し後から始めようと思っていましたが、バウンスバック率に関する東スポ記事を目にしましたので、今日はこの話題です。
渋野さんの活躍によって注目されたのがバウンスバック率です。ボギー以下のホールの次のホールでバーディ以上にした確率ですね。
渋野さんの活躍によって一気に注目を浴び、ミスを引き摺らないメンタルの強さが表れるデータと書かれています。巷でも、渋野さんイコール勝負強いというイメージがあり、渋野さんがバウンスバック率1位だったことで、こういう話題になったのでしょう。
バウンスバック率が日々データとして更新されるようになったのは昨シーズンからでしたが、協会ホームページでは2003年に遡ってデータを出しています。無かった記録でも、スコア表が残っていれば算出できます。「協会さん、やればできますやん。」
結論から言うと、バウンスバック率はメンタルの強さとは直接関係しないと思っています。
何故なのか・・・・。
理由その1
今シーズンの鈴木さんのバウンスバック率は12.9032で81位です。驚くほど低いですね。で、鈴木さんのメンタルは弱いのか・・・と言うと違いますね。鈴木さんは昨年22.2222で1位だったんです。メンタルが1年単位でコロコロ変わるのか・・・と言うと違います。これで結論は出ています。鈴木さん自身も「18ホールをいくつで回るかなんで気にしていない。メンタルの強さとも関係無い。」と言っています。
理由その2
さくらちゃんのバウンスバック率が出ています。「協会さん、ありがとう。」
2005年 10位 17.0543
2006年 21位 14.8472
2007年 4位 18.1373
2008年 4位 19.9052
2009年 3位 20.0
2010年 6位 20.6522
2011年 27位 15.9574
2012年 25位 15.4206
2013年 11位 17.8744
2014年 2位 23.2258
さくらちゃんにとって最高のバウンスバック率を残したシーズンは賞金女王を獲った2009年でもなく、森田さんと最後まで賞金女王争いをした2013年でもありませんでした。
2014年のさくらちゃんは最終戦で優勝したものの、賞金ランク15位に終わったシーズンでした。ファンとしてもあまり良い印象の残っていないシーズンて゜したが、バウンスバック率だけはプロ生活最高の数字を残しています。
鈴木さんの例とさくらちゃんの例を見ても、メンタルの強さとも比例しないし、成績とも比例しないということがわかります。
ただ、渋野さんにとってはバウンスバック率が高いことが自信になっていたようです。
バウンスバック率が高くなるためにはバーディを多く獲る必要があるのは間違いありません。攻めるゴルフをする選手、バーディを多く獲れる選手は高くなると思いますが、偶然の要素も強いのかも知れません。