「にわかファンを本物に」をLPGAの来シーズンのスローガンにしましょう・・・・と昨日のブログで書きました。冗談半分ですが、半分本気です(笑)。

全英女子で優勝した渋野さんを見て、初めて女子ゴルフを見たという人や久しぶりに女子ゴルフを見たという人も多いようです。

 

今シーズン後半は、藍ちゃんとさくらちゃんが登場した時以来の盛り上がりでした。渋野さんは年末年始のバラエティ番組にも引っ張りダコでしょう。鈴木さんは・・・練習漬けか?

 

視聴率アップに貢献した渋野さんですが、来シーズンの活躍が保証されているわけではありません。保証されているのは試合に出場できる権利だけです。それは鈴木さんだって申ジエさんだって同じことです。

アスリートにとっては故障が命取りになるものですが、ゴルフは身体の故障だけでなく、精神的なスランプというのもあります。

 

例えば、数年間続けてトップクラスで活躍してきたイボミさんとキムハヌルさんは突然成績が上がらなくなりました。2人ともに賞金シード落ちを経験しました。過去数年間を見ても、デビューしていきなり複数回優勝した比嘉さんや堀奈津佳さんもいきなり不調となりました。リオ五輪を目前にして出場権を逃した渡邉さんもその後シード落ちとなりました。彼女達に関しては大きな故障があったという話は聞いていません。実際、不調と言いながら試合には出場し続けています。

 

いつ成績が落ちるかわからないのがゴルフというスポーツです。少しずつ体力が落ちて、それに伴い成績が落ちていくというスポーツではないようです。

 

渋野さんは女子ゴルフの中でもアスリートタイプと言われています。身体は強そうに見えますが、ゴルファーの場合は故障する箇所が手首や肘だったりします。渋野さんがいきなり腰や膝を痛めることは無さそうですが、手首や肘は鍛えれば故障を防げるというものではありませんし、スイングが基本通りだから故障しないというものでもありません。申ジエさんだって手首を故障しています。

しかも、渋野さんはマスコミに追い掛け回されて、精神的にもきついと思います。試合に行ってメンタルが強いというのと、試合以外の環境でのメンタルは別モノかも知れません。

いずれにしても、渋野さんが来シーズンも今年のような活躍を見せてくれる保証はありません。

 

渋野さん一人が女子ゴルフの人気を背負う状態というのは危険なんですね。鈴木さんは不人気ですし、渋野さんのライバル的な存在となる選手が必要です。ただ、強いことも必要ですが、強いだけでは駄目で、渋野さんが持っていない魅力を持つ選手ですね。

 

そこで注目されるのがまず黄金世代の選手です。

黄金世代はシード選手だけでも10人おり、殆どが優勝を経験しています。黄金世代の前後の世代を合わせるとシード選手のうち3分の1近くになります。しかし、鈴木さんに7勝も提供しているように、今一つ壁をぶち破れない状況です。その中で最もスター性があるのは原英莉花さんだと思いますが、シーズン後半は駄目でした。

 

そうなるとプラチナ世代に期待するしかありません。プラチナ世代の選手がデビュー戦となる開幕戦でいきなり優勝すればシンデレラ誕生です。同期の古江さんがレギュラーツアーで優勝して最終戦でも活躍しましたので、プロテスト合格組も自分達も活躍できると思っているでしょう。黄金世代の活躍は同世代の活躍で自分も・・・と思ったところから始まっていますので、プラチナ世代の活躍も見込めそうです。

モタモタと1勝止まりの黄金世代を超えて活躍するプラチナ世代の登場を期待したいです。

 

ファイナルQTが始まりました。

ファーストQTでは「昔の名前で出ています」状態の選手が目立っていましたが、気が付けば殆ど消えていました(笑)。若い選手が出てこないと未来はありませんからね。