ラグビーのワールドカップは凄いことになっていますね。

サッカーのワールドカップは日本で開催された実績もあり、盛り上がった記憶があります。しかし、ラグビーはサッカーほど一般的な人気が無いので、ワールドカップを日本で開催して盛り上がるのか・・・と言われていました。

ネギックの地元、神戸はラグビーで1時代を築いた神戸製鋼というチームがあり、今回のワールドカップでも4試合が神戸市内のスタジアムで実施されました。

入場券が販売されるという話を聞いた時に、チケットが売れ残るのではないか・・・という声が多かったのは事実です。日本チームの快進撃と共にヒートアップしました。

開幕前はラグビー経験者を含む一部のファンしか盛り上がっていませんでしたが、日本チームの登場と快進撃に伴って、国民を巻き込んで大盛り上がりです。

 

ラグビーに関するイメージは「危険」「痛そう」「ルールがわからない」といったマイナス面が目立ちますが、今では、国を代表して戦っている姿が格好良いというプラスイメージに変化しています。ルールも試合を見ていれば多少は分るようになるものです。

こうして考えると、スポーツにとっての一番の敵は「ルールがわかりにくい」ではなく、「興味が無い」ということが見えてきます。興味が無ければ始まらないですね。

 

そして、国を代表して戦っている姿が、国民の応援と熱狂を呼びます。

Jリーグは盛り上がらなくても、サッカーのワールドカップは盛り上がりますし、アマスポーツは五輪や世界選手権になるとテレビ中継されます。

 

そして、世界と戦っている試合を生中継で視聴できたり、現地観戦できることも重要な要素です。海外の試合だと時差もあって、録画放送であることもあります。日本で人気のフィギュアスケートはアメリカ大陸やヨーロッパで開催される試合も多く、その殆どは録画でゴールデンタイムに放送されます。ネットで結果が出ていますが、それでも一定の視聴率を稼いでいるのは、世界と戦っている姿を応援したいからでしょう。

 

女子ゴルフは、アメリカツアーの場合はWOWWOWで生中継されることが多いですが、有料であること、試合の多くが深夜から早朝に放送されること、日本人選手が世界と戦っている姿というよりも現地中継の垂れ流しに近いということがあります。

畑岡さんのように何度も優勝争いし、しかも世界ランクも1桁になるとテレビにも映りますが、さくらちゃんや彩子さんは優勝争いに加わることが前提です。それがシーズンに数えるほどしか無いので、ファンも契約をためらってしまいます。

 

国内ツアーの多くは1番ホール中継があるものの、試合の決着が付く日曜日の午後は試合の9割以上が録画というのが現状です。せめて生中継で・・・というのがゴルフファンの悲願になっていますが、簡単には実現しません。地上波で難しければBSやCSでも生中継をして欲しいのですが、それでやっと全試合の2割に満たないほどでしょう。

 

では、生中継が実現したとして、視聴者を満足させられるでしょうか?

先日のスタンレーレディスは台風の影響で、結果的に生中継になりました。しかし、正直言って盛り上がりませんでした。

渋野さんは国内ツアーの救世主となりました。スタンレーでは追い上げて、上位のスコア次第では優勝もありうるスコアでホールアウトしました。渋野さんのプレーはしっかり放送されていました。それでも盛り上がりませんでした。

「優勝した選手が日本人選手ではなかった」とか「2位の選手が人気選手でなかった」とか「ギャラリーがいなかった」というのも理由に挙げられますが、結論から言うと、女子ゴルフに対する興味を惹き付けるような試合ではありませんでした。

コース設定が技と技のぶつかり合いを引き出すものではなかったですし、何よりも予定されたホール数の半分で決着することに対する諦めも感じました。

 

今後の問題として、27ホールで試合成立することが良いのかどうか、月曜日に順延することの是非についても検討して欲しいと思います。

ゴルフ界の常識ではなく、ゴルフに興味無い人を惹き付けるために常識を見直す作業も必要でしょうね。