国内ツアーのメジャー第3戦、日本女子オープン初日が終了しました。
ナショナルオープンです。日本で最も歴史のある大会です。NHKが放送します。優勝選手は永久にご馳走をしてもらえます。つまり、国内の女子ゴルフ界において最も権威のある試合と言っても良いでしょう。ただ、出場選手120人のうち23人がアマチュア選手ですし、通常のレギュラーツアーには出場できない選手が一発勝負の予選会を通過して出場してきますので、最もレベルの高い試合か・・・と言われると違うと言わざるをえません。
それでも多くの選手が最も勝ちたい試合です。だからこそ、総合力が無いと通用しないコース設定で開催して欲しいのです。
初日スコアの比較です。
15年 ベスト68、60台1人、アンダー7人、平均77.108
16年 ベスト68、60台4人、アンダー14人、平均74.812
17年 ベスト65、60台18人、アンダー47人、平均72.8
18年 ベスト65、60台8人、アンダー30人、平均74.017
19年 ベスト64、60台28人、アンダー53人、平均71.808
15年はチョンインジさん、イミヒャンさん、絵理香姫の3人が死闘と言えるようなプレーオフを戦った試合でした。優勝スコアは2アンダーでした。17番ショートでグリーン左の池に放り込んで首位から転げ落ちた柏原さん、同じホールで同様にダボを叩いて脱落した琴乃ちゃん、そして薄暮のプレーオフは記憶にくっきり残っています。名勝負でした。
16年はアマだった畑岡さんが4アンダーで優勝した試合でした。堀琴音さんが優勝まであと一歩だったのですが、難易度の高い最終ホールで畑岡さんが見事なセカンドショットを打ってバーディとして優勝を決めました。難易度1番の17番やウォーターハザードが効いた最終ホールなど記憶に残る名勝負でしたね。
17年は畑岡さんが20アンダーまで伸ばし、2位の申ジエさんに8打差付けて圧勝した試合です。殆ど記憶がありません。
昨年はユソヨンさんが15アンダーで優勝し、3連覇を狙った畑岡さんが12アンダーで2位となりました。殆ど記憶がありません。
15年の片山津と16年の烏山城はコースが目に浮かびますね。難易度の高いコースを強い選手が攻略していくことでゴルフの面白さが浮き彫りになり、名勝負を生みました。
今年のコース設定はグリーンも止まりやすく、バーディ合戦となりました。平均スコアがなんとアンダーパーです(汗)。
パットを思い切り打てるグリーンに仕上がっていますので、若手選手が有利です。いや、若手選手が活躍していることを強調するためにこういうコース設定にしたのか・・・。
距離の長いミドルホールも少なく、選手は楽しくプレーできたでしょう。
こういうコース設定は一般の大会と違いがありません。日本女子オープンの意義と存在価値は何でしょうか?
確かに、全米女子オープンもイージーになったと言われますが、優勝スコアは11アンダー止まりです。世界で戦うには好スコアが必要だという意見も多くなっていますが、コース難易度はもっと高いですよ。
そのアメリカツアーで戦うさくらちゃんですが、フェードを捨てて試合に臨むというコメントが出ています。フェードであれ何であれ良いスコアで上がれば良いのですが、ショットメーカーのさくらちゃんはショットの状態に拘りがあります。さくらちゃんが言うようにシンプルにゴルフをすることで良い結果が得られると思います。兎に角、ジャパンクラシック出場のためには「あと少し」です。