渋野さんがデサントで優勝し、国内ツアー3勝、アメリカツアー1勝となりました。うちメジャーは国内と海外で1勝ずつの2勝です。ツアー1年目の成績としては素晴らしいです。
畑岡さんはプロとして国内ツアー4勝、アメリカツアー3勝です。アマ時代に日本女子オープンで優勝していますので、ツアー優勝は8勝です。うちメジャーは国内で3勝です。20歳の日本人選手としては断トツです。
今週は2人が再度激突しますので、注目を浴びるでしょう。むしろ、この試合で世間の注目を浴びないようでは女子ゴルフは駄目です。一般の注目を浴びるようにするのが協会とゴルフ関係者の仕事と言っても良いでしょう。
先日も書きましたが、スポーツ界であれ芸能界であれ会社員であれ、ライバルの存在は相互に上昇志向を強めますし、それが全体に良い影響を与えるものです。
特に、スポーツでは王VS長嶋、巨人VS阪神といったライバル関係が野球人気を支えました。ゴルフでも尾崎VS青木がゴルフブームを巻き起こしました、
注目を浴びるのはライバル関係をクローズアップするのが手っ取り早いのですね(笑)。
渋野さんはシンデレラ扱いされていますが、渋野さんには同世代に畑岡さんという強力なライバルがいます。畑岡さんを利用しない手は無いと思うのですが、報道を見ていると渋野さん一辺倒です。
同じ女子ゴルフ界でも、藍ちゃんとさくらちゃんが同年代でのライバルとして活躍しました。最近の流れでは藍ちゃんが95でさくらちゃんが5くらいの貢献しかしていないような声が多いですが、当時の人気では藍ちゃん65でさくらちゃん35はあったと思います。さくらちゃんファンとしては60対40はあったと思っていますが・・・(笑)。
今は渋野さんが95で畑岡さんは5ですね。畑岡さんはアメリカツアーの選手なので馴染みも薄くて仕方が無いのかも知れませんが、女子ゴルフ界を盛り上げるためには畑岡さんをもっとクローズアップしても良いと思います。
渋野さんは高校野球で言えば地方予選で敗退したチームのエースです。雑草魂が彼女を強くしたというよりも、ゴルフに専念した時期が遅かっただけで、本格的にゴルフに取り組み始めたらセンスが開花した感じでしょう。
畑岡さんは高校野球で言えば甲子園優勝投手です。ジュニア時代からエリートとして育った選手です。この対比がファン心理をくすぐると思います。
本来であれば国内ツアーで、同年代の選手が渋野さんのライバルとして活躍して欲しいのですが、勝さんも新垣さんも小祝さんも皆不調ですね。渋野さんの活躍と反比例するように成績が落ちています。原英莉花さんもさくらちゃんがマシに見えるようなスコアを叩いていました。
このままでは渋野さんが女子ゴルフ人気を背負うことになります。重い荷物を背負わなかったからこそ全英女子で優勝した選手です。彼女は重荷を背負うことをストレスと感じるタイプであれば、今年は勢いで乗り切っても来シーズンはどうなるかわかりません。
ライバル選手が出現するかどうか・・・・が、女子ゴルフ界の命運を握っていると思います。
1人のスーパースターに頼ると、その存在が消えた時に大変です。このままなら、大坂なおみさんが引退したら女子テニスの話題はゼロになるでしょう。女子ゴルフは・・・・。