渋野さんが参戦した北海道meijiカップ最終日の視聴率が8.7%、瞬間視聴率10.4%で今シーズントップになったと報道されています。

今シーズンの平均視聴率は5%を切っているそうですが、2017年の年平均も4%台でしたから、最近は4~5%の視聴率が続いていたのでしょう。

 

全英女子オープンは深夜にも関わらず驚異的な視聴率をマークしたのですが、渋野さん効果が続いていることがわかります。

 

ただ、最近の女子ツアー視聴率が5%を切るのが普通になっているのが残念です。

 

2000年以降の国内女子ゴルフツアーで最も視聴率が高かったのは・・・

2005年の日本女子プロゴルフ選手権 14.1%

優勝は不動さんでしたが、藍ちゃんとさくらちゃんが優勝争いに絡んだ試合です。不動さんが10アンダーで逃げ切ったのですが、14番終了時8アンダーで、藍ちゃんとさくらちゃんが2打差で追い掛ける展開でした。15番と18番で不動さんがバーディ、17番と18番で藍ちゃんがバーディを獲り、残りホール全てパーだったさくらちゃんが3位タイになりました。あの試合はよく覚えていますよ。

 

2位タイは・・・

2005年のヴァーナルレディース 13.7% 

2005年の富士通レディース 13.7%

ヴァーナルは藍ちゃんが2日目から独走した試合、富士通は不動さんとさくらちゃんの一騎打ちとなり最終的に不動さんが3打差で優勝した試合です。

 

4位は2005年の三菱レディース 13.2%

藍ちゃんが優勝した試合ですが、2日目を終えて藍ちゃん・大山さん・茂木さんが5アンダー、さくらちゃんが4アンダーで追い掛ける展開でした。

 

5位タイは・・・

2005年のリゾートトラストレディス 13.1%

2006年の大塚家具レディス 13.1%

リゾートトラストの最終日最終組は川崎充津子さんと外国人選手2人でしたが、1組前でスタートしたさくらちゃんが16番まで9アンダーで川崎さんと首位タイで並んだ試合です。さくらちゃんが17番でトリプルボギー、18番でボギーを叩いた試合ですね。

大塚家具の最終日最終組はさくらちゃん・藍ちゃん・福嶋さんで、藍ちゃんが後半失速し、さくらちゃんと福嶋さんのプレーオフの末、福嶋さんが優勝した試合です。

 

5位タイまでの6試合の優勝者は藍ちゃんと不動さんが2回、川崎さん、福嶋さんですが、優勝争いをした選手で見ると藍ちゃんが4回、さくらちゃんが5回です。

藍ちゃんとさくらちゃんが女子ゴルフを国民的スポーツにしたことを裏付ける数字です。

 

5位タイまでの6試合のうち5試合が2005年、1試合が2006年の試合です。7位から9位までも2005年の試合です。

つまり、2005年が視聴率的には国内女子ゴルフツアーの頂点だったことがわかります。その後、藍ちゃんがアメリカツアーに参戦し、にわかファンが離れたものの、数年間は女子ゴルフの人気が続きました。ただ、外国人賞金女王が続くようになってから視聴率もゴルフ熱も下がってしまいました。

 

2005年と2019年では状況が違いますので、そのまま視聴率を比較するのはどうかと思いますが、渋野さんフィーバーは藍ちゃん・さくらちゃんフィーバーには及んでいません。

渋野さんの方が成し遂げた結果は大きいですし、キャラクターも良いのですが、ゴルフ中継に繋がっていない気がします。藍ちゃんの時は凄いゴルファーが出現したという報道でしたが、渋野さんについてはキャラクターばかりがクローズアップされてゴルフの試合への広がりはまだまだ限定的だと思います。

 

藍ちゃんとさくらちゃんのようにゴルフ熱を押し上げることかできるのかどうか、渋野さん個人の活躍だけでなく、他の若手選手の活躍も必要ですし、マスコミの取り上げ方も大事になってきます。もぐもぐタイムだけではカーリング同様に暫くすれば忘れられます。