中止と発表されていたKKT杯バンテリン、中京テレビ・ブリヂストン、宮城テレビ杯ダンロップの3試合が開催されることになりました。

また、ワールドレディスチャンピオンシップも従来通りの形で開催されることになりました。

選手達や地元ファンには朗報です。

 

「協会の勝利、テレビ局の敗北」という単純な決着ではありません。2020年までに詰めの交渉が行われることになっており、まだ放映権問題は決着したとは言えません。

また、仮に協会が主張する形で決着したとしても、それで「終わり」ではありません。

主催者側に試合を開催する旨味が少なくなれば、そして、テレビ局に試合を中継するメリットが少なくなればどうなるでしょうか?

今後もツアーから撤退するスポンサーが現れるかも知れませんし、地上波からの撤退や系列BS局やCS局からの放送撤退ということも有り得ます。

 

協会はネット配信を進めているようです。前にも書きましたように、有料ネット配信が始まればコアなファンはお金を払ってでもLIVEで試合を視聴することができて良いでしょうが、ライトファンは有料配信に付いて行くでしょうか?そして新規ファンを獲得する機会も失われるでしょう。

最低でもBSやCSでの放送、一般視聴者に見つけてもらうためには地上波放送を継続しないといけません。そのためにどうするのかが、今後の協会の課題となります。

 

方向が正しくても、やり方を間違って試合数が減ったりファンが減るようなことになっては元も子も無くなります。テレビ局や主催者との粘り強い交渉、地上波でのLIVE中継を勝ち取るための交渉を進めて欲しいです。

 

そのためには魅力ある試合を提供しないといけません。選手のレベルアップもそうですが、スリリングな試合作りのためにも従来通りのコース設定からの脱却が必要でしょう。

天候や技術的な問題もありますが、もっとグリーンを速く仕上げること、ピン位置を工夫することです。厳しいピン位置に対して攻めるショットを要求し、成功した時はバーディという報酬が・・・、失敗した時にはボギーやダボというメリハリの効いたコース設定です。

 

最後には、女子ゴルフが選ばれることが必要です。協会がやるべきことは放映権を獲得することで終わりではなく、これから多くのやるべきことがあります。それをクリアしていかないと放映権獲得が協会にとって何にもプラスにならなかったということになりますからね。