インターナショナルクラウンに注目していました。辛口記事を書かざるを得ません(汗)。
優勝・・・韓国
2位・・・アメリカ、イングランド
4位・・・タイ
5位・・・スウェーデン
ここまでが決勝のシングルス戦に進出したチームです。
6位・・・オーストラリア
7位・・・日本
8位・・・台湾
日本チームは決勝進出のためのプレーオフで敗戦して、予選リーグ敗退となりました。
過去2回は決勝ラウンドに進出しましたが、初めての予選敗退です。
ちなみに、日本チームは3位で出場権を獲得しています。上位4人の世界ランク合計は韓国とアメリカに次ぐ3番目ということです。
日本チームは畑岡さん、鈴木さん、成田さん、比嘉さんの4人が予定されていたメンバーでしたが、鈴木さんが故障を理由に欠場し、彩子さんが出場しました。
予選リーグにおいて、畑岡さんと彩子さんペアは2勝1分でしたが、成田さんと比嘉さんペアは3敗でした。成田さんと比嘉さんは調子が良くなかったので、ある程度予想していたのですが、3試合で1度も勝てなかったのは残念でした。
1つの試合の結果で全てを語るのは難しいのですが、世界と日本の差が縮まるどころか、拡大する一方だと言わざるを得ません。
ただ、日本人選手が通用しないというよりは、日本ツアー選手が通用しないというのが正しい表現でしょう。テレサさんとフェービーさんが入った台湾チームも全敗でした。
予選敗退したことを選手の責任にしても仕方がありません。何故、このような結果になったのか・・・一番の問題は何であり、どうすれば良いのかを協会は真剣に考えないといけません。
国内ツアーのレベルが向上していると協会は言い続けています。試合の優勝スコアや平均スコアを持ちだして来たり、スタッツが向上していることがその根拠のようですが、これらはコースの難易度によりますから絶対的な指標ではありません。
技術面で確かに向上しているのであれば世界との差が縮まる筈ですが、現実にはそうなっていません。仮に技術が向上しているとしても、世界レベルではもっと向上しているのなら差は広がるばかりです。
世界との差を詰めるためにも国内ツアーに外国人選手の参戦が必要だと言う意見は多いようです。強い選手と戦うことで、日本人選手も強くなるという理屈ですね。
この理屈は相撲等の格闘技や、球技の中でも対戦型の競技では当てはまると思います。しかし、ゴルフは自分との戦いであり、コースとの勝負です。相手選手との関係は最後の順位での話です。
確かに、レベルの高い外国人選手のプレーを見ることで勉強になる面はあるでしょうが、それを実践できるかどうかは別モノです。それだけで強くなる筈がありません。
今回のインターナショナルクラウンを見ても、世界レベルのコース設定に対する慣れや経験が大きいと思います。
ティーショットをフェアウェーに置けばパーオンが可能、グリーンのアンジュレーションも少なくピン位置も極端でないのでグリーンに乗せておけばバーディチャンスになるというのが国内ツアーです。フェアウェーキープできて、ミドルパットが上手ければバーディを量産して上位に行けるのが国内ツアーです。
海外の試合は単にフェアウエーに置くだけではないし、単にパーオンするだけでは駄目です。ショットの狙いはピンポイントに絞られており、求められるショットの精度は国内ツアーとは段違いです。
畑岡さんと彩子さんは、そういうコースに慣れているのである程度対応できますが、成田さんも比嘉さんもそういうコースに対する経験が少ないです。しかも成田さんは国内でも難しいコース設定に弱いと言われていますし、調子自体も悪かったですからこの結果は仕方がありません。
鈴木さんが万全の状態で出場していても彩子さん並みに活躍できたかどうかはわかりません。
成田さんも比嘉さんも試合結果を恥じる必要はないと思います。難コースでの試合を経験させてこなかったJLPGAが反省するべきです。
協会も国内ツアーを盛り上げるだけであれば今のままで良いのでしょうが、世界で戦える選手を育てたいと言っているのですから有言実行してもらいたいです。
接待コースばかりの日本のゴルフ場では試合の難易度を上げるのは簡単ではないと思いますが、知恵を絞ること、何よりも難しいコース設定で選手にプレーさせるという意識を持つことが必要でしょう。申ジエさんやアンさんが居るからレベルアップしているなどと安易な考えは捨てないと駄目でしょう。
このまま放置すれば、国内ツアーに与えられる世界ランクのポイントは減る一方で、世界から見た国内女子ゴルフツアーは2流どころか3流扱いになってしまいますよ。