アメリカツアー、キャンビア・ポートランドクラシックが終了しました。
優勝は19アンダーのMアレックスさんでした。初優勝のようですが、2016年にはさくらちゃんと賞金ランクで同レベルだった選手です。
この大会は事前に言われていたように、アメリカツアーの中でも日本人選手に優勝のチャンスが大きい試合のうちの一つです。誰にでも優勝のチャンスがある試合ですね。
そのチャンスに一歩届かなかったのが彩子さんでした。優勝スコアとは6打差ありましたが、4日間を13アンダーとして3位に入りました。さくらちゃんのショップライトと同じく、何もかもが上手く行った試合でした。
彩子さんのスタッツです。
スコア 68-68-70-69
フェアウェー 10-12-12-12(46/56)
パーオン 11-11-13-12(47/72)
パット数 27-24-28-28(107)
バーディ 6-6-4-3
ボギー 2-2-2-0
彩子さんは4日間を大きな波が無くプレーできました。取り立てて高いパーオン率ではありませんが、パットでカバーした4日間でした。こういうゴルフができるのはショットが安定しているからです。アメリカツアーの中には飛距離もパーオン率も高いレベルを求められる試合がありますが、この試合は違いました。日本人選手にチャンスのある試合を彩子さんは自分のゴルフを貫くことでこの成績を残すことができました。
さくらちゃんは最終日1アンダーで、通算1アンダー、42位タイでした。
さくらちゃんの4日間のスタッツです。
スコア 75-68-73-71
フェアウェー 9-11-9-9(38/56)
パーオン 10-16-10-9(45/72)
パット数 29-31-28-26(114)
イーグル 0-1-0-0
バーディ 2-4-4-4
ボギー 3-2-5-3
ダボ 1-0-0-0
さくらちゃんのゴルフは彩子さんと比較すると一目瞭然で凸凹が大きいです。日によって違うゴルフをしています。初日は体調不良もありショット、パット共に駄目でしたが、2日目は一転してショット好調、3日目はショットがバラバラでパットでカバーし切れず、最終日はショット不調をパットで凌いだ形です。
今大会は初日のベストが62、2日目が63、3日目が67、最終日が65でした。
ただ、60台は初日が45人、2日目が21人、3日目が8人、最終日が僅か4人という試合になりました。初日に大きな貯金を作って、2日目に貯金を増やして、決勝ラウンドでは貯金を維持するという試合です。つまり、初日の流れを掴むことが大事な試合だったわけです。
その試合でさくらちゃんは体調不良があったとしても初日に3オーバーを叩いたことがあまりにも痛かったのです。
内容は別にして2日目と最終日に関しては上位選手と互角と言っても良いでしょう。
今大会に関しては初日で決まったと言っても良いでしょうね。初日をアンダーパーで回っていれば、数字の足し算以上にスコアは伸びたでしょう。
今大会は初日のスコアで決まったと思いますが、今後もアメリカツアーでの戦いが続きます。アメリカツアーで賞金ランク20位程度の力はいると言ってきましたが、中々現実のものにはなりません。では、どうすれば良いのでしょうか。
さくらちゃんはアメリカツアーにおいてショットで互角に戦えるレベルにはありません。ショットはソコソコでも戦える試合がどういう形だったのかを整理するべきです。ショートゲームが上手く行った時しか上位に行けなかったのですから、ショートゲームをどうにかするべきです。
しかし、さくらちゃんはショットメーカーとして日本でやって来ましたので、ショットに完ぺきを求めすぎるのですね。飛距離とかフェアウェーキープ率ではなく、自分の求めるショットが思い描いた通りになるまで妥協しません。そのためにスコアを稼ぐ最大の要素であるショートゲームに気持ちが向いていない。しかもキャディは森川氏ですから、グリーン上でも頼りにならないわけです。
来年の課題は明確ですし、対策も明確です。