黄アルムさんが今シーズン2勝目を挙げました。
これで今シーズンは日本人選手が13勝、外国人選手が10勝となりました。残りは15試合ですが、昨年は外国人選手が8勝しています。昨年と同様のペースであれば今シーズンは日本人選手が20勝して勝ち越すことになりますが、これだけはやってみないとわかりません。
優勝の内訳を見ると、日本人選手では鈴木さんが4勝、成田さんが2勝しています。日本人選手で言えば横綱と大関です(体型ではありません・・・)。勝つべき選手が勝っているという点では良い傾向です。それ以外では、比嘉さん、岡山さん、福田真未さん、智恵ちゃん、永峰さん、新垣さん、大山さんが優勝しています。この中では比嘉さんがトップテン回数でも多いですし、優勝争いを沢山経験していますので、後半戦ではもっと勝って欲しいですね。
また、将来の国内ツアーを背負うであろう永井さんの2勝目、勝みなみさんと小祝さんのプロ初優勝も待ち遠しいです。
一方、優勝した外国人選手は今年になって一変しました。
昨年までの7強と言えば、アンさん、申ジエさん、イボミさん、ハヌルさん、全さん、イチヒさん、テレサさんでした。ここにイミニョンさんが加わり8強か・・・と思っていましたが、イボミさんがまさかの賞金ランク93位、ハヌルさんも賞金ランク61位と、賞金シード落ちの危機です。全さんとイチヒさんも優勝争いに顔を出すことがめっきり少なくなっています。
アンさん、申ジエさん、テレサさんの3人しか残っていないところに、未勝利だった外国人選手や1勝するのがやっとだった選手が優勝しています。
特に、黄アルムさんが2勝したことには意味があります。アルムさんは今年のヨネックスレディスまでの13試合で予選落ち5回、トップテン入りゼロという状況で、リランキング順位が気になる状況でした。しかし、サントリーレディスで10位となった以降の9試合では最低成績が27位で優勝2回です。優勝以外でトップテン入りしたのは2試合だけなので常に上位争いしているわけではありませんが、1つの試合を境に激変しています。何かキッカケがあったのでしょう。
キッカケと言っても、他のスポーツの誰かから刺激を受けたとかいうスポーツ紙お得意の精神論ではなく、技術的なものです。何年間も優勝できないだけでなくシード落ちしていた状況からの復活にはどんなヒントが隠されているのでしょうか?
不調に喘いでいる選手は、アルムさんから不調脱出のヒントをもらいたいでしょうね。
ただ、厳しいことを言えば、鈴木さんが欠場している国内ツアーのレベルには疑問を感じざるを得ません。レベルの高いところで多くの選手に勝てるチャンスがあるというのは素晴らしいことですが、どうもレベルの低いところで誰にでも勝てるチャンスがある状況のように感じます。
若手選手がレベルを底上げしつつあるのですが、強い選手が歯抜け状態になっている状況だとすれば国内ツアーの危機です。
このタイミングで鈴木さんが復帰します。鈴木さんがいきなり優勝し、優勝回数を積み重ねるようであれば、他の選手は何を感じるでしょうか?