プロテストの受験年齢が引き下げられます。

そして、プロテストに合格した選手以外はQTに出場できなくなります。

これが昨年末に協会から発表された内容の一部です。

 

これに関して、このブログで何度か取り上げてきました。プロテスト受験年齢引き下げは遅いくらいなので変更することには賛成、但し、プロテスト合格者数の見直しが必要ではないかという事と、プロテストに合格しないとQTに出場できないという変更は修正の必要があると書いてきたつもりです。

 

マスコミは外国人排除の改悪であり、国内ツアーのレベル低下に繋がるとして批判している記事が多いように感じます。いや、そういう記事しか見たことがありません。

しかし、本当に強い外国人は国内ツアーに参入しようとしているのでしょうか?

最近、国内ツアーに新規参入する韓国人選手はアメリカツアー参戦を断念した中堅選手(イミニョンさん等)と30歳近くなって韓国ツアー以外の働き場所を探そうという選手(アンシネさんやユンチェヨンさん)が殆どです。日本ツアーを足掛かりにして世界にチャレンジしようという選手は少なくなりました。

今更、鎖国などという記事を書く時点で古いと思いますよ。

ジャンハナさんが国内ツアーを狙っているというのなら別ですが、そんなことも無いようですし、そういう選手は推薦でワールドレディスなどに出場して優勝、即、協会会員になれるのですから・・・。

 

そんな中、ネギックの意見と近いブログ記事を発見しました。<でん>さんのブログで紹介されていたもので、ジュニアゴルファー育成に関わっているプロゴルファーの方です。

 

 

ネギックが憂慮していたことは、この制度改革によりプロゴルファーを諦める若手選手が増えて、ツアーの層が薄くなることです。

試合に出場し続ければプロとして活躍できるだけの素質を持ちながらも、プロテストに合格しなければ協会主催試合に1年間は出場できなくなることが何を意味するのか?

 

現在、プロテストに合格せずにレギュラーツアーで活躍している選手として権藤可恋さん、松森杏佳さん、三浦桃香ちゃんの名前が挙がります。

外国人選手ではユンチェヨンさん、ジョンジェウンさん、Kデイビットソンさんがいますね。

 

今年はシードを確保できなくても今年のQTで上位に入り、来シーズンに優勝したりシードを獲るかプロテストに合格しなければいけません。

 

彼女達と同様にプロテストに合格しないものの、QTで一定の成績を残してレギュラーツアーやステップアップツアーに出場して、経験を積んでプロテストに合格したり、ツアー優勝した選手が過去数年に何人もいました。

協会は、このようにして現在の女子ツアーを盛り上げてきた選手をどのように評価しているのでしょうか?

 

過去は過去として、将来の女子ゴルフ界にはそういう選手は不要だという考えでしょうか?

その時の制度によって有利になったり不利益を受けるというのは最小限に留めないといけません。不公平そのものです。

幅広く若手選手にプロゴルファーとしての道を広げてきた今までの流れを切ってまでして、協会会員のみが利益を得るシステムに変更しなければならないのでしょうか?

 

賞金を獲得してこそプロです。会員であっても賞金を殆ど稼ぐことができないプロを救済するのではなく、会員でなくても賞金を稼ぐことできる選手にチャンスを与えることが大事だと思いますよ。

プロテストに威厳を持たせるためだけに制度を改革するのだとすれば、自己満足の世界です。

 

今からでも遅くはありません。

プロテストに合格しなくてもツアーに出場できる道を作ることです。

制度をコロコロ帰ることは慎まなければなりません。ただ、まだ運用されていない制度については熟慮を重ねて変更すれば良いのです。