全米女子プロゴルフ選手権が終了しました。
畑岡さんが最終日64で回り、パクソンヒョンさんとユソヨンさんとの3人によるプレーオフにもつれ込みました。プレーオフの結果、畑岡さんは優勝を逃してしまいましたが、素晴らしい最終日のラウンドでした。
畑岡さんの4日間です。
2位 -10
初日 6バーディ、3ボギー
2日目 4バーディ、4ボギー
3日目 3バーディ、4ボギー
最終日 2イーグル、5バーディ、1ボギー
フェアウェー 10-8-10-9(37/56)
パーオン 12-10-11-11(44/72)
パット数 27-28-29-22(106)
最終日の大爆発がクローズアップされがちですが、初日に好スタートを切って、上位をキープして最終日に繋げることができたのが良かったと思います。2日目と3日目はかなり苦労しましたが、上位を狙える位置に付けていることで気持ちを切らせることが無かったわけです。
4日間のスタッツを見ても、決してショットが他の選手と比較して抜き出ていたわけではありません。優勝したパクさんよりもパーオン数が6回、2位タイのユソヨンさんよりも10回も少なかったわけです。ショットは上位争いするには十分でしたが抜群に良かったわけではなく、パットが好調でした。それがスコアに直結したのが最終日でしたね。
畑岡さんの良いところは、安定して成績を残していることです。それはパットを含むショートゲームが上手いからです。持ち前のショートゲームの上手さに加えて、ショットがソコソコの出来にあれば今後も優勝争いできる選手だということがわかります。
優勝争いをした2選手についても軽く触れておきます。
パクソンヒョンさんは今シーズン5月に1勝していますが、その後3試合連続予選落ち、先週の試合で61位でしたから、安定した選手というよりも長距離ヒッターで爆発力のある選手です。大一番に強いタイプですね。
ユソヨンさんはメジャーの常連選手ですが、今シーズンは調子が良くありませんでした。しかし、最近になって2位となっているように調子を上げてきました。パクさんとは対照的に、飛距離勝負ではなく、安定した上手さを持つ選手ですが、大一番に弱いイメージがあります。
今大会はどちらかと言うと長距離ヒッターでパワーゴルフをする選手に有利な設定となりました。
そんな中、彩子さんとさくらちゃんは予選を通過しただけで終わってしまいました。
彩子さんの4日間です。
60位 +8
初日 4バーディ、4ボギー
2日目 2バーディ、2ボギー、1ダボ
3日目 4ボギー、1ダボ
最終日 2バーディ、2ボギー
フェアウェー 10-12-5-10(37/56)
パーオン 11-13-8-10(42/72)
パット数 29-32-30-29(120)
結局3日目でしたね。強風に対応できず、パットでショットをカバーすることもできませんでした。パット数が畑岡さんよりも14打多いです。畑岡さんほどチャンスに付く回数が多く無かったことが想像できますが、このパーオン数であればもう少しパットが少なくても良かった筈です。
さくらちゃんの4日間です。
66位 +10
初日 2バーディ、3ボギー
2日目 3バーディ、5ボギー
3日目 6バーディ、5ボギー、1ダボ、1トリ
最終日 1バーディ、4ボギー
フェアウェー 11-8-9-6(34/56)
パーオン 8-11-9-10(38/72)
パット数 26-31-26-30(113)
さくらちゃんの4日間を見るとチグハグですね。初日は風が弱く、全体的にスコアが伸びていたにも関わらず、午前スタートで2バーディ止まりだったのが悔やまれます。初日の入りが悪いと言われているさくらちゃんですが、結果的には初日にもう少し良いスコアで回っていれば・・・と思います。初日に関してはセカンドショットの精度が悪かったものの、パットで誤魔化しました。2日目は風の強い午後のラウンドで、ティーショットの出来が良くなかったですね。セカンドショットは少し持ち直したものの、パットが駄目でした。3日目はショットが思うように行かない上にマネジメントミスもあり、大きくスコアを落としたホールがありました。ただ、バーディパットは決まったようです。最終日はティーショットがフェアウェーに行かず、バーディチャンスに付けることも少なかったようです。パットでショットをカバーすることもできませんでした。
今大会のさくらちゃんを総括すれば、そもそもパワーゴルフ向きのコースで厳しかったのですが、それをカバーするべきパットが不調でした。初日を除いて風が強くなったこともさくらちゃんにとっては厳しい条件でした。さくらちゃんは決して調子が悪いわけではないですから、チャンスの試合で結果を残して欲しいですね。