全米女子オープンはサードラウンドまで消化しました。
首位は12アンダーまで伸ばしたAジュタヌガーンさんです。2位は8アンダーで留まったサラ・ジェーン・スミスさんです。3位が6アンダーですから、このまま行けばAジュタヌガーンさんがヨネックスレディスの大山さんのように楽なゴルフをして逃げ切ることになります。それなりの実績がある選手が怒涛の追い上げを見せないと折角のメジャーが盛り上がりません。
日本人選手は畑岡さんと葭葉さんの2人しか決勝ラウンドに進めませんでした。ここ数年では最低の結果と言っても良いでしょう。葭葉さんはサードラウンドで大ブレーキでしたので、上位争いの可能性を残したのは畑岡さんだけとなりました。畑岡さんは最終日を60台で回ればトップテン入りできそうです。ビッグスコアを叩き出せばトップ5もあるかも知れませんね。
畑岡さんは飛距離ばかり取り上げられますが、ショートゲームが上手い選手です。なので、ボギーが少ない選手です。ただ、今大会に関してはバーディが少ないので優勝争いから取り残されています。もう少しパットが入ればビッグスコアもあるでしょうし、ゴルフの内容は悪くないと思います。
葭葉さんは飛距離を活かしたゴルフをしますが、セカンドラウンドまで良かったショットがサードラウンドではブレました。バーディ数は畑岡さんよりも2個多い葭葉さんですが、パーオンできないとボギーに直結するタイプですから、サードラウンドではボギーが止まらなくなりました。国内ツアーでもこういう時があります。彼女の特徴なので仕方がありません。
彩子さんはセカンドラウンドの最終ホールでボギーを叩いて1打足りませんでした。惜しかったですね。
琴乃ちゃんは得意のダボ連発で大きくスコアを崩して予選落ちでした。琴乃ちゃんにとっては賞金ランクを気にする必要もなく、自分のやりたいゴルフを思い切りやるだけでした。ただ、予選通過するには実力不足だと言われても仕方が無いですね。この経験を活かす場所は国内ツアーには無いでしょうが、日本に戻ったらダボを叩かないゴルフで賞金を稼いで欲しいと思います。
既にプレーを終えていた鈴木さんも順位は上がりましたが、カットラインには届きませんでした。
全米女子オープンについては、全日程を消化してから総括したいと思います。
ヨネックスレディスは大山さんが復活優勝しました。
まず、3日間のスコア分析です。
初日 ベスト66、60台6人、アンダー23人、平均73.86
2日目 ベスト68、60台9人、アンダー31人、平均73.35
最終日 ベスト65、60台11人、アンダー24人、平均72.29
最終日は風も無く、3日間で最も簡単だったですね。ピン位置もイージーでした。
全体的にパーオン率が高いのも、イージー設定のお陰です。トリッキーなコースなので、技術がパワーよりも優先される試合ですが、上位選手の面子を見てもパワーヒッターが少ないですね。
最終組の2人がレギュラーツアーでの優勝争いすら経験の無い選手だったので、大山さんは精神的に余裕を持って朝からプレーできました。これが鈴木さんや申ジエさんだったら違う結果になったでしょうね。大山さんがスコアを伸ばせなければ優勝争いに絡むだろうと思っていた有力選手が前半にプレッシャーを掛けるところまで行かず、大山さんを一人旅にしてしまいました。
勝みなみさんは優勝が近い選手なので、今大会はチャンスだと思っていましたので、2日目のOB3発は痛かったですね。
上田さんや申ジエさんについては書きたいことが沢山ありますが・・・。
多くの選手がリランキングの順位を大きく上げることができました。その選手には良かったでしょうが、国内ツアーの層の薄さを再び痛感させられる試合になりました。