ワールドレディスチャンピオンシップが終了しました。

最終組3人による優勝争いは見ごたえありました。難しい設定のコースと実力者が揃うと試合は引き締まります。

 

4日間のスコア比較です。

初日  ベスト70(3人)、アンダーパー12人、平均75.916

2日目 ベスト68(1人)、アンダーパー23人、平均74.3109

3日目 ベスト70(1人)、アンダーパー3人、平均75.4308

最終日 ベスト69(2人)、アンダーパー17人、平均73.40

 

最終日は3日目よりも風が弱かったこともありましたが、3日目のプレー終了後の水撒きによって少しだけグリーンが止まりやすくなりました。実は3日目の中継で、グリーンに水を撒いているシーンが映っていたのですが、思った以上にタップリ水を撒いたようです。

昨日の記事で、水を撒かなければイジョンウン6さんが優位だと書いたのですが、実はその時点で水を撒いていることを知っていました。少し意地悪な記事を書いたつもりです。

やはり、協会とすれば日本人選手に勝ってもらいたいという思いは強かったのでしょう。

 

グリーンが止まりやすくなったという外的条件とは別に、最終組の心理戦が試合をもつれさせました。

 

イジョンウン6さんとすれば逃げ切りを図りたい最終日でしたが、日韓賞金女王対決と煽られた上に、韓国の偉大な大先輩である申ジエさんが同組になったことで、プレッシャーが倍増したと思います。タラレバですが、申ジエさんではなく比嘉さんが同組であれば結果は違っていたかも知れません。古閑さんが彼女のショートゲームを発展途上と評していましたが、3日目までのゴルフを見ているとそうは思いません。最終日は冷静に自分のゴルフをできなかったという意味で、心理的に追い込まれていたのではないかと思います。

 

鈴木さんとすれば、イジョンウン6さんには勝たせたくないという強い気持ちが前半の空回りに繋がりました。ただ、3連続でロングパットを沈めて勢いに乗りました。グリーンが止まりやすくなっていたことが幸いしました。また、ギャラリーの声援も大きな後押しになったでしょう。

しかし、常々このブログで書いているように、鈴木さんは上手いですし、気持ちが強い選手ですが、勝負強くはない選手です。目の前のライバル選手を追い掛ける時は強いのですが、逆に追い掛けられた時に弱みを見せてしまいます。気持ちが強いのと勝負強いのは別モノですからね。最後は気持ちの強さが災いしてしまいました。タラレバですが、鈴木さんが最終組でなかったら結果は違っていたでしょう。

 

申ジエさんは最終組の3人では最もショットが安定していました。一昨日の記事で、上位のスコア次第では申ジエさんが優勝争いに絡むかも知れないと書きましたが、優勝スコアが3アンダーまで下がりましたからね。前半はショットが良くてもパットが決まらないシーンの連続でした。得意の忖度か・・・と思っていたましたが、混戦になった後半にイーグルで逆転してしまいました。

最後は「結局、薬局、申ジエさん」となりましたが、随所に実力者のプレーを見せてくれました。

タラレバですが、申ジエさんが最終組に入っていなければ、3人ともスコアを伸ばしあったのではないかと思います。

 

比嘉さんは結果的には12番のトリプルボギーが痛かったですね。このホールを除けば完璧でした。12番ロングと言えば、飛距離のある選手にとってはツーオン狙いのギャンブルをするホールです。イーグル狙いで失敗したのだとすれば惜しいですね。ただ、比嘉さんの精神的な成長は今後のツアーにおいて楽しみです。

 

三浦桃香ちゃんはケガをしてしまったようです。ケガをしてからはゴルフにならなかったようなので、最終日のスコアは評価のしようがありません。リランキングでの後半戦出場権もほぼ確保しているので、無理をせず、完治に向けて治療を優先して欲しいと思います。ツアーから華が無くなるのは辛いですが・・・また元気な姿を見るまで我慢です。