サイバーエージェントレディスが終了しました。

最終日は風があったことと、ピン位置を難しくしてきたことで、全体的にスコアが伸び悩みました。

初日  ベスト67(2人)、60台9人、アンダーパー26人

2日目 ベスト64(1人)、60台8人、アンダーパー27人

最終日 ベスト69(2人)、60台2人、アンダーパー13人

 

平均スコア

初日  73.9057

2日目 73.5096

最終日 74.1864

 

アンダーパーでプレーした選手が半減していますし、決勝に残った選手の平均スコアが2日目よりも0.7近く悪くなっています。3日間プレーした選手にとって最終日は2打くらい厳しい設定だったと思います。

 

そんな中、優勝争いも2桁アンダーに届くことはありませんでした。昨日の記事で、新垣さんは最終日にスコアを落とす傾向があることと、鈴木さんは2日目が良すぎてネギック理論の壁があることを書きました。優勝スコアが2桁アンダーに届く展開になれば、誰かビッグスコアを叩き出した選手が優勝すると思っていました(本音では比嘉さんあたりと予想)が、我慢の展開となりました。

こうなると、新垣さんが2打落としても、鈴木さんがスコアを伸ばせなくても、優勝争いに残ります。やたらとゴルフの格言を気にする人もいますが、ゴルフの格言は試合展開によって色々と用意されていますからねどれかの格言は当たるものです(笑)。

今回のように我慢の展開になると追い込み届かず、逃げ粘りが可能となります。

 

と、いうことで、昨年のプロテストに合格したばかりの新垣さんが優勝しました。昨年のQTで45位だったので出場試合数が限定されているのですが、これで出場権を気にすることなく試合に臨めるようになります。

大きいゴルフをすることができる選手ですが、勝みなみさんのような安定感は無く、ビッグスコアを叩き出した貯金を食い潰すような試合が多かったですが、今週は持ちこたえました。

 

これで女子レギュラーツアーに勝さん、畑岡さん、新垣さんの3人が優勝した世代ということになります。いわゆる「黄金世代」ですが、これを聞かされる1歳上の永井さんの気持ちはどうでしょうか?

ただ、マスコミの中に、この世代でプロとして優勝した第一号という言い方をしているのがありますので、気を付けたいですね。勝さんはアマで優勝していますが、畑岡さんはプロとして昨シーズン2勝しています。

新垣さんが第一号というのには、昨年のプロテストに合格した選手という前提が必要となります。

 

柏原さんは先週の永峰さんに続くことはできませんでした。同世代の優勝、しかも同じ県のライバル校出身ですから今週は優勝したかったでしょうね。最終組の1組前というのは絶好の位置でしたが、残念でした。彼女もまたレベルの高い世代と言われていましたからね。

 

鈴木さんはネギック理論の餌食でしたね。あまりにもパットが入りすぎると、パットの名手と言われる鈴木さんでも翌日はパットが入らないものです。

パットがあまり入らないので、17番はファーストパットを強く打ち過ぎました。いつもなら返しのパットは入れるのですが、焦りもあったのでしょうか。

外国人選手が優勝争いに絡まない展開なので、鈴木さんは勝たなければならない使命感でゴルフをしていたかも知れません。こういうのは無駄なプレッシャーとなります。

勝たなければならない試合で勝つというのは難しいものです。不動さん以降の日本人選手では、さくらちゃん以外は殆ど感じたことが無い感覚でしょう。それをクリアしながら20勝以上積み重ねるのが超一流選手です。

今の国内女子ゴルフで超一流に最も近い存在は鈴木さんです。前にも書きましたが、鈴木さんは上手いですよ。パットだけでなくショットも・・・・。

 

さくらちゃんは最終日の厳しい条件で2アンダーでプレーしました。欲を言えばトゥディナンバーワンの3アンダー以上でプレーして欲しかった(7位タイ)のですが・・・。

上位選手の中では最もフェアウェーキープが低く、それがボギーに直結した場面がありました。課題は少しずつクリアしている段階ですが、次の試合に期待しましょう。高額賞金試合ですから、上位に入って欲しいですね。