国内ツアーのニチレイレディス、アメリカツアーのマイヤークラシック、共に初日が終了しました。
マイヤークラシックはBヘンダーソンさんが8アンダーで首位となっています。今年は不調でしたが、ここでいきなりトップです。ただ、5打差以内に38人ですから、まだまだわかりません。
日本人選手の成績です。
38位 -2 野村さん 6バーディ、4ボギー
79位 E 彩子さん 4バーディ、4ボギー
95位 +1 さくらちゃん 4バーディ、5ボギー
119位 +3 畑岡さん 1バーディ、4ボギー
バーディ数とボギー数を見ると、野村さんも他の日本人選手も同じようなものです。
ただ、野村さんと彩子さんは初日午後スタートだったのに対して、さくらちゃんと畑岡さんは午前スタートでした。これが2日目のスコアに響いてきます。
初日上位選手のスタート時間
初日午前 初日午後
-8 1人
-7 5人 1人
-6 3人
-5 2人
-4 9人 3人
上位24人中、午前スタートが20人、午後スタート4人と、大きな差があります。初日と2日目の天候が同条件だとすると、初日午後スタート組が2日目にスコアを伸ばす可能性が高くなります。
カットラインは1アンダー程度でしょうから、スコアを伸ばしにくい午後にプレーするさくらちゃんにとっては簡単なようで簡単ではないのです。
さくらちゃんのスタッツです。
フェアウェー 8/13
パーオン 12/18
パット数 30
国内ツアー、ニチレイレディス初日のトップテンです。
1位 -8 山田さん
2位 -4 琴乃ちゃん、大出さん、テレサさん、フェービーヤオさん、サイペイインさん、ペヒギョンさん
8位 -3 藤本さん、光里さん、葭葉さん、三ヶ島さん、新海さん、大西葵さん、馬場由美子さん
実質上のトップは4アンダーと考えて良いでしょう。2日目終了時点でトップは8アンダー、予選カットラインは1オーバーと予想します。
琴乃ちゃんはウェイティングしていたようで、絵理香姫の欠場により琴乃ちゃんが出場できました。こういう運を活かして賞金を稼いで欲しいですね。
琴乃ちゃんは1イーグル、5バーディ、1ボギー、1ダボという派手なゴルフでした。
琴乃ちゃんのスタッツです。
フェアウェー 8/14
パーオン 10/18
パット数 23
フェアウェーキープ率、パーオン率ともに大したことはありません。しかし、パーオン10回で1イーグル、5バーディですから素晴らしいですね。パーオン逃し8ホールで1ボギー、1ダボでした。リカバリー率としても優秀です。ダボがボギーなら尚良かったですが・・・。
さくらちゃんと琴乃ちゃんのスタッツを単純比較すると次の通りです。
さくらちゃん 琴乃ちゃん
フェアウェー 8/13 8/14
パーオン 12/18 10/18
パット数 30 23
スコア +1 -4
順位 95位 2位
何故こういう比較をしたかと言うと、フェアウェーキープは同じ(厳密に言うとさくらちゃんの方が上)、パーオン率もさくらちゃんが上ですが、スコアと順位は大きく違っています。その差を生んだのはパット数の差になります。
ただ、アメリカツアーのグリーンは大きく、傾斜が複雑、綺麗に整備されていない、硬くて止まりにくい、速いというのが特徴です。日本のグリーンの方が少ないパット数になるのは当然です。
グリーンが大きいとパーオン率は高くなるのは当然ですから、この2人のスタッツを比較すると、一見するとさくらちゃんの方が上ですが、実はそうとも言えないということになります。
琴乃ちゃんの場合、優勝争いを繰り返すためにはパーオン率を向上させることです。
さくらちゃんの場合は、パーオン率を上げるだけでなく、ショートゲームの精度も上げることが必要です。
さくらちゃんのアプローチは必ずしも下手なわけではありません。国内ツアーでは上位でしょう。それでもこれだけボギーが多いのはアメリカツアーのグリーンに対応しきれていないことになります。
アプローチの技術とパーパットの精度の問題です。
ショートゲームだけでアメリカツアーを戦うことは限界です。しかし、ショートゲームが良くならない限り、さくらちゃんが上位に入ることは無いのが現実です。パーオン率が8割近く行くなら別ですが、それは現実的ではありませんからね。