アメリカツアー今季メジャー第1戦、ANAインスピレーションの予選ラウンド残りと第3ラウンドが終了しました。
トップは13アンダーのLトンプソンさんですが、上位にはアメリカツアー上位の常連選手が並んでいます。
トップテン圏内は8アンダーですが、今の日本人選手にとって4アンダー以上であれば合格点でしょう。
それほど、この大会での日本人選手は厳しい戦いを強いられます。日本ツアーで活躍中のイボミさんも同じです。世界との差の広がりを感じますね。
第2ラウンドがサスペンデッドとなり、プレーを残していた日本人選手は朝から躓きました。
4ホールを残していたさくらちゃんはその4ホールで3ボギーを叩いて1アンダーから2オーバーに後退。
9ホールを残していた野村さんは1バーディを獲ったものの、さくらちゃんと同じように15番ホール以降で2ボギー、1ダボで急降下し、1オーバーに後退。
10ホールを残していた藍ちゃんも、1バーディを獲った後、16番ボギー、18番ダボでさくらちゃんと同じく2オーバーに後退しました。
いずれにしても予選を通過したので良かったですが、プレースタイルの異なる日本人選手3人が揃ってスコアを崩すのですから、この15番ホール以降はいったい何でしょうかね?
第3ラウンド終了時点の日本人選手の成績です。
34位 -2 彩子さん 11バーディ、7ボギー、1ダボ
43位 -1 藍ちゃん 10バーディ、5ボギー、2ダボ
66位 +5 野村さん 7バーディ、7ボギー、1ダボ、1トリ
70位 +6 さくらちゃん 4バーディ、10ボギー
4人のスタッツです。
フェアウェー パーオン パット数
彩子さん 9-12-11 12-10-14 29-28-29
藍ちゃん 11-11-11 11-12-14 30-29-29
野村さん 13- 7- 8 14-10-10 30-30-30
さくらちゃん 9- 8- 5 12-11- 6 28-32-26
彩子さんはショット、パット共に纏まっています。彼女の飛距離からすれば頑張っていると思います。パーオンしたホールの30%でバーディを獲っていますので、まずまずでしょう。
藍ちゃんもショットは好調です。パットがもっと決まれば良いのでしょうが、パットは気まぐれです。しかも藍ちゃんのパットは入る時と入らない時が極端です。パーオンしたホールの27%でバーディを獲っています。
野村さんはティーショットが曲がっているようです。パーオンしたホールの20%でしたかバーディを獲れていません。パットが好調時と比較すると物足りないですね。
さくらちゃんはフェアウェーキープ率が低すぎます。今回はラフも深いようなので、それがパーオンできないゴルフに繋がっています。パーオン率54%というのも低すぎるのですが、3日目に残していた第2ラウンドの4ホールと第3ラウンドに限るとパーオン率32%です。ショットの崩れを立て直すことができなかったようです。ラウンド途中で修正できるのがさくらちゃんの強みでしたが、今のさくらちゃんはショットが固まっていない状態なので、どうしてもこういうラウンドが出てくるようです。早くショットを固めないといけません。
そして、パーオンしたホールのうち14%しかバーディを獲れていません。パーオンしてもバーディチャンスが少なく、バーディパットを決めることもできていないわけです。
とりあえず成績は3日目終了時のものですから、最終日に日本人選手の順位には変動があるでしょう。しかし、優勝争いとは別の次元の話です。
さくらちゃんは野村さんとツーサムで最終日をラウンドします。3日目のゴルフが悪かったさくらちゃんなので、最終日は一転して良いゴルフをしてくれるのでは・・・・という期待もあります。最低でも60台で回ってほしいですね。欲を言えばイーブンまで戻して欲しいですが。
国内ツアー、ヤマハレディースオープン葛城が終了しました。
渡邉さんが最後まで頑張りましたが、イミニョンさんに国内ツアー初優勝をプレゼントしてしまいました。
16番ホールのティーショットが勿体ないというか、こういうショットが優勝争いの中で必ずと言ってよいくらい出てしまうのが、彼女がもう一段上に行けないところでしょうね。
日本人を代表する強い選手になってほしいですし、それだけの素質もありますからね。そして、何よりも魅せるゴルフをすることができる「プロ」だと思っています。
ここ一番で何かミスをしてしまうところが、若いときのさくらちゃんを見ているようで辛くなります。
イミニョンさんは今シーズンから参戦した韓国人選手の中ではマスコミに取り上げられることの少ない選手ですが、なかなか手強いですね。今大会ではショットが安定していました。彼女のウィークポイントはショートゲームのようですが、最終日はアプローチをする場面が少なかったことが幸いしました。国内ツアーで大きく崩れたのはPRGRの2日目だけです。さくらちゃんが大崩れした日ですね。
優勝争いは午前中からほぼ最終組の3人に絞られてしまい、単調なテレビ中継になってしまいました。テレビ局スタッフはやり易かったでしょうけど(笑)。下から2人ほど優勝争いに絡むような試合展開になれば生中継が生きたと思いますが、仕方がないですね。