アメリカ女子ツアーは先週開幕しましたが、国内女子ツアーは3月2日開幕です。あと1ヶ月ですが、その前に一番大事な(笑)さくらちゃん開幕です。2月16日ですから約2週間後ということで、いよいよ迫ってきました。ただ、さくらちゃんの情報が殆どありませんので、さくらちゃんの記事を書くのも苦労します。


実は、シーズンオフの間に東京五輪のゴルフ開催コースについての話題が広がっています。


2020年の夏に開催される東京五輪ですが、都知事の交替に伴って競技会場の見直しがクローズアップされました。その問題も収まったと思っていましたが、最近になってゴルフ会場のことで騒がしくなっています。


五輪開催に関しては多分に政治の要素が関わっていますが、このブログでは政治に関する記事を書かないということになっています。

五輪コースの問題も政治絡みなのですが、政治を絡ませないで記事を書きます(笑)。


リオ五輪の開催ゴルフコースは新設コースでしたが、東京五輪は選手村から50km以内に立地する50のコースから選定されています。

開催コースとして選定されたのは埼玉県の霞ヶ関カンツリー倶楽部でしたが、女性正会員が認められていないことや、選手村からの交通問題、酷暑といわれるコース付近の気象条件等を理由に、選手村から近い若洲ゴルフリンクスに変更してはどうか・・・・という意見が出されています。若洲ならナイターゴルフも可能ですし、海が近いので体感温度も内陸部よりはかなり過ごしやすいですからね。


ただ、若洲ゴルフリンクスは50の候補に入っていましたが、五輪コースとしては大規模な改修が必要であるという理由で東京との承諾の上で除外された経緯があります。


さて、どこで開催するのがベストなのでしょうか?

国際ゴルフ連盟や国際オリンピック委員会の承認を受けた霞ヶ関で開催することが最も望ましい筈です。女性正会員の問題は、現在の会員の反対があるようですが、このことで躓いているのは情けない話です。実際には女性も営業日の9割でプレーできるらしいのですが、それなら10割プレーできるようにすれば良いわけです。このままでは会員の我儘と言われかねませんから、女性正会員を認める方向にならざるを得ないでしょう。会員以外のプレーも拡大するしかないでしょうね。


問題は気象条件と交通面です。

この問題は選手とギャラリーを直撃します。交通面については選手に限れば警察の強力で何とかできるという話もありますが、気象条件だけはどうしようもありません。


一部には。ゴルフは過酷な気象条件であってもプレーできるスポーツだという意見もあるようです。全英OPのような寒さと強風での試合も見てきましたが、埼玉県の8月は相当な覚悟が必要でしょうね。

選手もギャラリーも水分を十分獲り熱中症予防に最善の努力をしなければなりませんが、それで足りるのか・・・。ミスト装置を設置することも検討されているようですが、どこまで効果があるのかわかりません。


いずれにしても、リオ五輪の際に、ゴルフが五輪に向かないスポーツであるとの批判を浴び、東京五輪では男女のシングルスストロークプレーが採用されない可能性か高いと言われています。

その上で選手が次々と倒れたり、ギャラリーに死人が出るなどという事態になれば、ゴルフを世界に広めるという趣旨で五輪に加わったゴルフが致命的なイメージを与えてしまいます。

どうせ五輪ゴルフは東京が最後だ・・・・・という意見もあるでしょうが、五輪でゴルフを開催する以上は、ゴルフの魅力を知ってもらえるように最善の努力をするべきです。


今更ですが、夏の東京で五輪を開催するのが良かったのか・・・、そして、ゴルフは軽井沢や北海道で開催することはできないのか・・・・、考えさせられますね。

小樽で開催してくれれば、かなりスリリングだと思いますよ。