さくらちゃんのアメリカツアー1年目と2年目の比較です。

              2015年        2016年     

賞金ランク      44位         71位

平均飛距離     91位(255,47) 109位(248.6)

フェアウェーキープ 36位(76.26)  21位(76.56)

パーオン率      59位(67.53)  92位(65.4)

平均パット数     20位(1.792)  82位(1.826)

総パット数      27位(29.52)  51位(29.7)

サンドセーブ     54位(44.86)  68位(45.36)

平均スコア      31位(71.433) 73位(72.089)

パー3平均スコア  17位(3.00)   68位(3.04)    

パー4平均スコア  39位(4.07)   52位(4.07)    

パー5平均スコア  33位(4.73)   96位(4.83)

平均バーディ数       3.320       3.000


最高順位       5位         10位

トップテン       2回          1回 

11~20位      4回          4回

21~30位      5回          2回

31~40位      4回          6回

41~50位      5回          3回

予選落ち       6回          9回


スタッツを比較するとフェアウェーキープ率を除いて、全ての部門で数字を落としています。ティーショットに関しては飛距離は仕方がないとして、正確性はある程度のレベルをキープしていると思います。

しかし、パーオン率で2.13%落としています。1ラウンドのパーオン数が0.38下がっただけのことですが、これが大きく響いています。4日間大会であればパーオン数が1~2回違ってきます。


パーオン率が下がると総パット数は良くなる筈ですが、これも0.18悪くなっています。アプローチが寄らないというよりも、微妙な距離のパットを決めきれていないと思います。


それは平均パット数でも表れています。パーオンした時のパット数の平均ですから、残った距離とパッティングの正確性が問われます。この数字が0.034悪くなっています。これも数字にするとミクロの違いに見えますが、ダメージが大きいです。1ラウンドのパーオン数が12回として0.4打違ってきます。これが4日間大会であれば1~2打違ってきます。

今年のさくらちゃんはパーオンしたとしてもチャンスに付ける回数が昨年よりも少なかったことと、昨年よりもパットの正確性が劣っていたことの2通りが考えられます。


パーオン率が悪くなったということは、ショットの正確性が悪くなったこととイコールですから、ピンに絡む回数も少なかったということが推測できます。

それをカバーするほどのパットの出来も無かったということでしょう。


結果として平均スコアが0.656悪くなってしまいました。4日間大会だと2.6打落としているわけです。アメリカツアーで2~3打違えば順位は20位くらいの差が付きます。

僅かの差で予選カットとなった試合が多かったのも、この半分の1~2打が大きいのです。

結果的に、予選落ちが3回多くなり、予選を通過した試合でも30位以内が11回から7回に減ってしまいました。


1年目は開幕当初試合に出場できないこともあり、また最終戦は体調不良で欠場してしまい賞金ランクは44位でしたが、平均スコアは31位でした。試合数によっては賞金ランクも30位前後になっていた可能性もありました。

しかし、2年目の今年は平均スコアが73位と、賞金ランク71位は仕方のない状態でした。


それでは何が悪かったのか・・・・、何故悪かったのか・・・・、来シーズンは改善されるのか・・・・が気になります。


何が悪かったのか・・・というのは本人だけでなく、外野から見てもわかります。

ロングホールの平均スコアが0.1悪くなっています。ロングホールが良くないというのは、100ヤード前後のショットの精度と、2~3mのパットの出来が悪いということになります。


何故・・・・というのはさくらちゃん本人にしかわからないでしょう。外野は色々と憶測で言いますが、本人が一番わかっている筈です。本人はスイングがぶれていたと言っていますが、それは何故なのか・・・・です。それが分からないと、来年も同じことを繰り返してしまいます。

スイングの修正に必要なことが欠けていなかったのか・・・、スイングの基礎となるものが欠けていなかったのか・・・等です。


そして、一番大事なことは、来シーズンは改善できるのかどうか・・・・です。

今年の落ち込みがさくらちゃんの能力的なものであれば絶望的です。年齢とともに衰えているということになりますからね。

しかし、さくらちゃんのプレーを見ていると、衰えというよりも、1年目の結果を甘く見過ぎていたのではないか・・・という気がします。1年目が平均スコア31位でしたから、コース慣れの見込める2年目は平均スコア20位以内も可能だと思ったことでしょう。即ち賞金ランクも20位前後であり、必然的に優勝の可能性も高まるということを想定していたのではないでしょうか。

オフのトレーニングをさぼったわけではありませんが、シーズンに入る時の準備が十分ではなかったのかも知れません。


ゴルフは確率のスポーツです。甘い見方かも知れませんが、2016年が悪かったのであれば2017年は良いのではないか・・・と思っています。今年の失敗を繰り返さないという強い思いがさくらちゃんにあるのなら、2017年は見せ場を作ってくれると思います。