アメリカツアー、ポートランドクラシックが終了しました。

Bヘンダーソンさんが危ないゴルフをしていましたが、スコア的には危なげなく優勝しました。優勝スコアは14アンダーですが、予選2ラウンドで11アンダー、決勝2ラウンドで3アンダーです。アメリカツアーでは、予選ラウンドと決勝ラウンドで極端にピン位置で難易度を変えてきます。

つまり、予選のイージー設定ではバーディ合戦の対応力、決勝ラウンドではショット、アプローチ、パットの総合力を求める試合ですね。しかも、今大会は雨の影響が無く、日を追うごとにグリーンが硬く、速くなり、最終日の難しいピン位置と相まって、そう簡単にスコアを伸ばせないコース設定となりました。

来週の全米女子OPに向けて、良い予行演習になったのかも知れません。


日本人選手の最終成績です。

10位 -6 さくらさん 5バーディ、2ボギー

19位 -4 彩子さん 2バーディ、3ボギー

54位 +2 藍ちゃん 1バーディ、3ボギー

54位 +2 美香さん 1バーディ、3ボギー、1ダボ


ヘンダーソンさん 21バーディ、5ボギー、1ダボ

Sルイスさん 16バーディ、6ボギー

さくらさん   1イーグル、13バーディ、9ボギー

彩子さん   13バーディ、9ボギー

藍ちゃん    9バーディ、11ボギー

美香さん   11バーディ、9ボギー、2ダボ


4日間のスタッツです。()内は最終日です。

       フェアウェー  パーオン  パット数

ヘンダーソンさん 37(10)  50(11) 111(27)

Sルイスさん 48(11)  51(13)  114(29)

さくらさん   40(9)   45(13)  115(29)

彩子さん   43(11)  45(10)  114(29)

藍ちゃん   39(10)  43(11)  117(30)

美香さん   43(11)  42(8)   114(29)


彩子さん、藍ちゃん、美香さんの3人は最終日に限ると同じようなゴルフをしています。パーオンできないためにバーディチャンスが少なくなり、リカバリーはまずまずだとしてもスコアを落としてしまうゴルフです。

最終日のようなピン位置とグリーンコンディションになると、飛距離で劣る日本人選手にとってはパーオンさせることが難しく、どうしてもスコアを伸ばせないです。


そんな最終日にたった10人しか居ない60台で回ったさくらさんは良かったですね。

最終日はティーショットがイマイチだったようですが、そんな中でもパーオンはできていますし、バーディを5個獲れたことは明るい材料です。パーオンしたホールでの平均パット数は1.77になります。しかし3パットのボギーが1個あったようなので、それ以外のホールではパットも好調だったと思います。リカバリー率は8割になり、我慢もできました。


これで、今シーズン初めてトップテンフィニッシュできました。韓国人選手の欠場が多く、層が薄い試合でしたが、今のさくらさんに必要なことは内容よりも結果です。

ただ、今回の試合が好調だったのか・・・というと、そうでもなかったように思います。短いパットも外していましたし、3日目はパーオンしたホールが少なく、苦しいラウンドでした。

それでも2位のルイスさんと4打差ですから、調子が良ければトップ3に入っていたと思いますし、優勝争いしていたかも知れません。


但し、今大会も、ヘンダーソンさんやルイスさんとはパーオン数が違いますし、バーディ数、ボギー数も差があります。


いつも、さくらさんが普通のゴルフをすればある程度戦えると書いてきましたが、今回の試合でそれを証明してくれました。強い選手が全員出場していても20位以内だったでしょう。それが今のさくらさんの普通のゴルフです。

決してリディアコーさんのレベルではありません。でも、そういうゴルフをしていれば優勝のチャンスも巡って来るものです。少ないチャンスを活かすしかないのが現状です。


ずっとキッカケが必要と書き続けてきました。このトップテンがキッカケになるかどうかは分かりません。さくらさんの気持ちの持ち方によるでしょう。しかし、今週は全米女子OPです。調子が上がって来たのだという暗示をかけることで、良いプレーができるのかも知れませんね。