アメリカツアーのキアクラシックが終了しました。
日本人選手の成績は以下の通りでした。
3位 -12 藍ちゃん
16位 -5 野村さん
60位 +2 さくらさん
優勝はリディアコーさん、2位は朴インビさん、そして3位は藍ちゃんでした。
3位で「おめでとう」とは言えないのでしょうが、本当に良かったと思います。これで、少しはアメリカ女子ツアーへの関心が高まり、BSやCSの中継で日本人選手をダイジェストで取り上げる回数が増えてくれれば嬉しいです。
何よりも、「年齢が高く、背の低い藍ちゃんがアメリカツアーで通用しない」と言って叩き続けてきた人を見返すことができて良かったですよ。
野村さんが優勝し、藍ちゃんが3年ぶりにトップテンに入りました。日本人選手には良い流れですよ。次はさくらさんなのか、美香さんなのか・・・。いずれにしても、昨年来、藍ちゃんよりも成績上位で来たさくらさんにもチャンスがあることは間違いありません。
ただ、リディアコーさんと朴インビさんは別格だということを再認識させられる試合でもありました。
コーさんは19アンダー、インビさんが15アンダーに対して、藍ちゃんは12アンダーです。
藍ちゃんが気持ちよいほどパットが決まった2日間のスコアと同様のスコアで4日間とも回るコーさんの強さは凄いですよ。
朴インビさんは開幕当初は故障で欠場するなど、今シーズンは大丈夫なのか・・・と思わされましたが、ここにきて本領発揮してきました。
やはり、アメリカツアーはこの2強が抜けているので、間隙を縫って優勝しなければなりません。なかなか厳しいですね。
リディアコーさん、朴インビさん、藍ちゃんのスタッツ比較です。
フェアウェー パーオン パット数
コーさん 43 61 114
インビさん 42 58 117
藍ちゃん 49 53 114
イーグル バーディ ボギー
コーさん 0 22 3
インビさん 0 17 2
藍ちゃん 1 18 8
ドライバーの正確性という点では藍ちゃんは優秀です。しかし、飛距離が無いことと球質の問題でパーオン率で劣ります。それをパットやショートゲームで補うというのが藍ちゃんのゴルフでしたし、それで優勝回数を積み上げてきました。ここ数年、命綱とも言うべきパットで苦しみ、成績も残せませんでした。今回は、そのパットが入ってくれたことと、初日のチップインイーグルが藍ちゃんを救いました。ただ、これで藍ちゃんが今後も活躍し続けるか・・・というと、わかりません。パットは水物だからです。ただし、藍ちゃんはパットの名手でしたから、ひょっとして何かを掴んだのかも知れません。今後の試合を見てみないとわかりません。ちなみに彼女のコメントは参考になりません。
リディアコーさんと朴インビさんはボギーが圧倒的に少ないです。バーディはパットが入るかどうかで左右されますが、安定したショットがあればボギーの危険性が少ないわけです。
このボギーの少なさが、安定した成績を残すトッププロの証です。派手な連続バーディは実力の証ではありません。
さて、このデータの後で書きづらいのですが、日本人選手3人のスタッツ比較です。
フェアウェー パーオン パット数
藍ちゃん 49 53 114
野村さん 43 55 118
さくらさん 46 52 124
パーオン数では藍ちゃんとさくらさんの差が1打でした。いやいや、スコアは14打差なんですが・・・(笑)。藍ちゃんのパットがかなり入ったのに対して、さくらさんのパットが全然入らなかったということですね。あと、チップインイーグルを獲った藍ちゃんに対して、チップインイーグルかと思ったベストショットがピンに跳ね返ってボギーになったさくらさんの運の違いですね。
今回は素直に藍ちゃんの成績を喜びたいですが、次はさくらさんだと思いますよ。
ただ、パット次第では成績のムラが大きくなります。やはり、ショットの精度を上げることです。