アメリカツアー、キアクラシック3日目が終了しています。

トップは14アンダーのリディアコーさんです。2位の3選手に3打差、5位の朴インビさんに4打差を付けています。勝負事は何が起きるかわかりませんので、彼女が優勝するかどうかは残り18ホールを回ってみないとわかりません。ただ、彼女は今の女子ゴルフ界において最も強い選手です。強いというと優勝回数や賞金獲得額ばかりがクローズアップされますが、彼女でも優勝する試合は出場試合数の3分の1程度です。優勝できなかった試合でどんなゴルフをするのかも大事なことです。

○○アンダーで優勝したとかいうことで大騒ぎしているのでは本物を見極めることはできないでしょうね。

日本人選手の成績と2日目のスコア分布です。

7位  -8 野村さん 5バーディ、2ボギー

15位 -6 藍ちゃん 5バーディ、4ボギー

65位 +2 さくらさん 3バーディ、3ボギー、1トリプルボギー





3日間のスタッツです。

        フェアウェー    パーオン     パット数

野村さん 11-10-11  15-11-15  31-25-30

藍ちゃん 13-11-12  14-12-13  27-31-29

さくらさん 11-12-10  13-14-12   30-31-32


野村さんは2日目にパットで、初日と3日目はショットでスコアメイクをしています。かみ合わせが良いのですが、優勝するには両方良い日が2日ほど欲しいですね。

藍ちゃんはショット数が40か41で推移しています。スコアの変動はパットの出来だけと言ってもよいでしょう。パットは日替わりと言いますが、週替わりでもあります。毎試合このくらいのパット数であれば予選通過に苦労することはないですね。

さくらさんは、データでは藍ちゃんとほぼ同じようなゴルフをしています。違うのはパット数です。3日間で6パットも多く打っています。そしてトドメに3日目最終ホールのトリプルボギーです。ボギー連発ではなく、1つのホールでのミスなので仕方がないと割り切るしかありません。

トリプルボギーを招いた「伏線」となったのがロングホールでの3パットボギーでした。最終ホールのミスよりも、こちらの方が反省点だと思います。

最終日こそは60台で回って欲しいですね。





国内ツアーのアクサレディスも終了しました。



主な選手の最終成績です。

優勝  -9 キムハヌルさん

2位  -4 申ジエさん

3位  -2 吉田さん、笠さん、絵理香姫、福田真未さん、堀琴音さん、永田さん、テレサさん、アンさん

11位 -1 上田さん、保坂さん、@勝みなみさん、全さん、リエスドさん


以下、主な選手

16位  E  藤田さん

20位 +1 大山さん、渡邊さん、前田さん、鈴木愛さん、愛璃さん、松森さん、永峰さん、森田遥さん

30位 +2 成田さん、茂木さん、木戸さん、光里さん、柏原さん

37位 +3 一ノ瀬さん、原ちゃん

40位 +4 馬場さん

50位 +6 永井花奈さん

54位 +8 茜さん



キムハヌルさんが3度目の正直で優勝しました。3週連続して首位で最終日を迎えるというのは好調でもありますが、韓国賞金女王の実力発揮と言ってもよいでしょう。これで開幕から4試合連続トップテン入りです。アメリカツアーのリディアコーさんと同列に語ることはできませんが、国内ツアーに限れば安定感があるのは強い選手である証拠です。



2週連続して最終日に逆転を許してしまい、中には「勝負弱いのは精神的なもの」とか、イボミさんに負けた時は「キャディの差」とか言われていました。韓国ツアーで2回も賞金女王になっている選手が精神的に弱い筈がなく、また、勝因と敗因をキャディの力というのも安易すぎますね。今週のハヌルさんのキャディは清水さんだったんでしょうかね(笑)。

ネギックは勝因として「ショットが良かった」「パットが入ってくれた」「運が良かった」という言い方をすることが多いです。



枠にはめようとして勝因や敗因を語ると、先週書いた記事が嘘になってしまいますからね。

下半身を鍛えて優勝した筈の大江さんが翌週に予選落ちするのがゴルフというスポーツです。安易な勝因探しは止めないと、後で恥を書くだけです。



これで、国内ツアーは、平均ストローク上位5人が外国人選手独占となりました。賞金ランクは2試合しか消化していないアンさんが外れますので上位4人独占ですが、いずれアンさんも上がってくるでしょう。日本人選手は調子やコース相性の良し悪しで成績の波が大きすぎます。

今週も、殆どテレビに映らなかったテレサさんとアンさんがしっかり3位ですよ。

キャディ力とかいう本質から外れた分析ばかりしていては、何故外国人選手に席巻され続けるのかという答えが出ません。