過去5年間の平均ストローク変遷です。

       15     14     13     12    11

1位  70.191 70.132 70.352 70.179 70.801

    (イボミさん  アンさん   アンさん   全さん  アンさん)

10位 71.606 71.330 71.331 71.418 71.997

20位 72.112 71.726 71.808 72.122 72.281

30位 72.568 72.175 72.041 72.381 72.698

50位 72.997 72.893 72.864 73.303 73.514


2014年と2015年の差です。いずれも2015年の方が悪いですね。

1位   0.059

10位  0.276

20位  0.386

30位  0.393

50位  0.104


今年、イボミさんが平均ストローク70を切るのではないか・・・と言う話題になりましたが、結局70切りは今後の課題として残されてしまいました。最終的には2014年のアンさんや2012年の全さんの数字を上回ることはできませんでした。

平均ストロークは実力を示す指標であることは間違いありませんが、出場した試合のコース難易度によって左右される点もあります。

1位の数字だけを並べて比較するのは、正しい分析ではないと思いますので、全体の数字も含めて分析しなければなりません。平均ストローク1位の数字は0.059悪くなったのに対して、10位、20位、30位は0.276~0.393も悪くなっています。要は、トップクラスと追いかける集団の差が広がったことを示します。

例えば20位の選手は2014年には3日間で4.782打差だったのに対して、2015年は5.763打差。つまり、同じ平均ストローク20位の選手でも1試合平均で1ストローク差を広げられているのです。


次に一定の平均ストロークに何人の選手が入っているのかを見てみます。

        15   14    13   12    11   10

70台前半  2人  1人   1人   2人   0人   0人

70台後半  2人  6人   4人   2人   3人   2人

(ここまで)  (4)  (7)   (5)   (4)   (3)   (2)

71台前半  4人  6人   9人   7人   1人   3人

71台後半  9人 12人  15人   5人   6人   5人

(ここまで) (17) (25)  (29)  (16)  (10)  (10)

72台前半  9人 13人  16人  18人  14人  11人 

72台後半 24人 17人  11人   8人  12人  10人

(ここまで) (50) (55)  (56)  (42)  (36)  (31)

73台前半 11人 10人   8人  17人  13人  10人

73台後半  8人 16人  13人   8人  12人  12人


70台の選手数は2010年以降増え続けていましたが、2015年は少し減りました。

71台、72台の選手数も2013年と2014年をピークとして2015年は少し減っています。

そう考えると、2015年はここ3年の中ではスコアを出しにくかったと推測されますが、その中での70.191というイボミさんの数字は素晴らしいと言えます。



一つ気になるのは1位と30位の平均ストローク差です。

     1位と10位 1位と20位 1位と30位 1位と50位

2011  1.196   1.48     1.897   2.713

2012  1.239   1.943    2.202   3.124

2013  0.979   1.456    1.689   2.512

2014  1.198   1.594    2.043   2.761

2015  1.415   1.921    2.377   2.806


協会は、強い外国人選手が国内ツアーで活躍することで、日本人選手の刺激となり、日本人選手のレベルアップに繋がっていると主張しています。しかし、トップとの差は全体的に広がっているのですね。これをどのように説明するのでしょうか。弱肉強食のスポーツの世界で、より強い選手が大量に流入すれば、実力で劣る選手は駆逐される運命になる筈です。この数字は、強い外国人に対抗できる日本人選手が少なくなり、外国人選手の優勝独占を許す原因となっていることを表します。


この数字を見る限り、日本人選手は有力外国人選手不在の試合で頑張るか、かなり運に恵まれた試合でないと勝てないということになってしまいますね。