全英女子オープンが終了し、朴インビさんが2位に3打差を付ける12アンダーで優勝しました。
最終日の65というスコアは圧巻ですね。
優勝した朴さん、テレサさん、日本人選手3人のデータを分析します。
優勝 -12 朴インビさん
最終日 1イーグル、7バーディ、2ボギー
4日間 1イーグル、19バーディ、9ボギー
フェアウェー 8-8-6-8、30/56
パーオン 14-11-13-13、51/72
パット数 30-29-28-24、111
4日間のパーオン率70.8%、イーグル含むバーディ決定率39%、リカバリー率57%ですが、最終日はバーディ決定率61.5%でした。こんな数字は見たことがありません。パーオンしたホールの6割以上でバーディを獲ったわけですが、それだけパットが入ったというのも凄いですが、それだけパットが入る距離にショットで付けたというのも凄いです。最終的には3打差を付けたのも当然というくらい抜けた強さですね
6位 -6 テレサさん
最終日 2バーディ、2ボギー、1ダブルボギー
4日間 1イーグル、14バーディ、8ボギー、1ダブルボギー
フェアウェー 11-9-7-11、38/56
パーオン 14-10-16-14、54/72
パット数 30-27-32-34、123
4日間のパーオン率は朴さんを超える75%です。ショットについては朴さんを超える結果です。バーディ決定率は27.7%、リカバリー率50%でした。バーディ決定率は並みの数字ですね。ショットがグリーンに乗るものの、バーディチャンスをモノにできなかった結果です。パット数123は、上位選手としては多すぎます。グリーン上で負けた試合でした。
7位 -5 美香さん
最終日 1イーグル、2バーディ、5ボギー
4日間 2イーグル、14バーディ、13ボギー
フェアウェー 10-8-5-9、32/56
パーオン 12-10-14-13、49/72
パット数 23-27-28-33、111
4日間のパーオン率は68%、イーグルを含むバーディ決定率は32.6%、リカバリー率は56.5%でした。イーグルは2回ともチップインなので、本当のバーディ決定率はもう少し下がります。
総パット数は朴さんと同数です。最終日のパット数が9打違いますので、3日目までは美香さんのパットが冴えて、最終日に朴さんのパットが冴えたということでしょう。パーオン数が朴さんと2回違うだけで、パット数も同数、しかし最終的には7打差でした。朴さんとともにパット数では上位の美香さんですが、4日間のうち3日間でパットが良かった美香さんとしては、これ以上を望むのは厳しいのかも知れません。
36位 +5 さくらさん
最終日 5バーディ、4ボギー
4日間 14バーディ、13ボギー、3ダブルボギー
フェアウェー 9-9-10-9、37/56
パーオン 10-13-13-10、46/72
パット数 29-34-32-26、121
最終日にアンダーで回ったのは良かったのですが、ロングパットを入れてのスコアですから、手放しで喜べる内容ではありません。2日目のスタート順が遅かったのがツイていなかったとも思えますが、午前だったとしても5打ほど違っただけでしょうから、不運という2文字で片づけることはできません。
パーオン率63.8%、バーディ決定率30.4%、リカバリー率38.5%でした。
パーオン率が物足りませんし、リカバリー率も物足りません。バーディ決定率はまずまずなので、今回の成績はショットの精度とリカバリーが足を引っ張ったことがわかります。
ずっと書いてきたように、課題は明確です。ただ、最終日にスコアを伸ばしたように、スタミナ不安というのは吹き飛ばしてくれたと思いますので、それは良かったと思います。スタミナよりも、4日間、いや最低でも3日間良い状態をキープすることができないのが問題です。
今回も初日のバーディ合戦に乗り遅れたことが最初の躓きでした。1アンダーで臨んだ16番で無理をしたのがダボになりました。ここの攻め方はどうだったのでしょうか。
それとロングホールの攻め方です。5バーディ、1ボギーの4アンダーというのがロングホールでの成績です。美香さんは1イーグル、9パーティの11アンダーです。さくらさんとのロングホールでの差が7打ということです。これは大きすぎます。コースマネジメントの問題と、アプローチの精度なのでしょうね。
50位 +9 成田さん
最終日 1バーディ、4ボギー、1ダブルボギー
4日間 11バーディ、11ボギー、3ダブルボギー、1トリプルボギー
フェアウェー 8-5-8-9、30/56
パーオン 15-13-13-11、52/72
パット数 33-32-35-30、130
成田さんのパーオン率は72.2%、バーディ決定率は21%、リカバリー率は25%です。
ショットは良いですね。特に天候に恵まれた時のショットは国内ツアーの時と同様に切れていました。問題は悪天候になった時に大きく崩れること、リカバリーの技術が未熟だということでしょう。
課題が明確になったことが収穫であればそれで良いですが、コース設定が難しくなった時にはまだまだ通用しないですね。ただ、イージー設定であれば通用することは見えてきました。
全英女子オープンで寝不足もピークです。
しかし、9月には今年最後のアメリカツアーのメジャーエビアン選手権があります。今回の成績がそのまま繋がるとは思いませんが、さくらさんはパーオン率を上げて、ボギーを減らすことが必要ですね。
シーズン通してのさくらさんについて書こうと思いましたが、売れないPさんのブログが秀逸ですし、ネギックの書きたいことが書かれていますので、是非、ご覧ください。